ヘルメットの安全性について知っておくべきこと
今日は9月23日の振替休日ですね。
3連休を楽しむ方も多かったでしょう。
私の記憶が正しければ、9月23日が秋分の日のはずですが、今年はどうやら9月22日が秋分の日のようです。
カレンダー?閏年?の関係でズレが生じたのかもしれません。
詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいです。
さて、今日のテーマは「ヘルメットの安全性」についてです。
特に田舎でよく見かけるのですが、工事現場用のヘルメットを着用して原付や自転車に乗る高齢の方をよく見かけます。
これは果たして安全なのでしょうか?
バイク、自転車、工事現場用の各ヘルメットの違いと安全性について、
詳しく調べてみました。
1. バイク用ヘルメット
最も安全性が高いのがバイク用ヘルメットです。バイクは高速走行するため、事故の際の衝撃が大きく、厳しい安全基準が設けられています。バイク用ヘルメットには、PSCマークとSGマークという2つの安全基準があります。
PSCマーク: 消費生活用製品安全法に基づく国の基準を満たしていることを示します。日本国内で販売されるバイク用ヘルメットにはこのマークが必須です。
SGマーク: 製品安全協会が定める、PSCマークよりも厳しい基準を満たしたヘルメットに付与されます。SGマーク付きの製品は、事故時の保証も最高1億円まで受けられる制度があります。
2. 自転車用ヘルメット
自転車は低速走行ですが、事故の際の頭部保護は重要です。
最近では道路交通法の改正により、自転車でもヘルメットの着用が推奨されています。自転車用ヘルメットにもSGマークやCEマークがあり、安全性が確保されています。
SGマーク: バイク用ヘルメットと同様、事故時の保証制度がついています。
CEマーク: 欧州連合(EU)の安全基準を満たしていることを示します。
実際、警視庁のデータによると、自転車事故でヘルメットを着用していない人の
死亡率は、着用している人の2.3倍にも上るそうです。
ヘルメットの重要性がよくわかりますね。
3. 工事現場用ヘルメット
工事現場用ヘルメットは主に落下物から頭部を守るよう設計されています。
労働安全衛生法に基づいた基準を満たしていますが、自転車やバイクの事故に対する
安全性は保証されていません。
特に横からの衝撃や高速での衝突には適していないため、交通手段としての使用は
適切ではありません。
ヘルメットの正しい使い方
どのヘルメットを使うにしても、正しく着用しないと意味がありません。
例えば、バイクに乗る若者がヘルメットの紐を首にかけただけで走行しているのを
見かけますが、これでは安全性が確保されていません。
しっかりとヘルメットをかぶり、安全基準を守ることが大切です。
まとめ
バイク用ヘルメットは最も高い安全性を持ち、PSCマークとSGマークを
確認しましょう。
自転車用ヘルメットにはSGマークやCEマークがついたものを選びましょう。
工事現場用ヘルメットは交通手段としては適していません。
専用のヘルメットを使用しましょう。
どのヘルメットでも、正しい着用が重要です。
安全のためにも、用途に合わせた適切なヘルメットを選び、正しく着用しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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