プラスの価値観<マイナスの価値観
嫌だなとか納得いかないなと思う価値観が近いかどうか、
が重要であると最近感じている。
マイナスの価値観が近い人の方が長く一緒にいられるように思うのだ。
それはわたし自身が「これは嫌だ」という基準が明確だからかもしれない。
“ここからは好き”という境界線は曖昧だが、“ここからは無理”という境界線ははっきりとしている。
最低ラインが近い人ならば、自分がされて嫌なことはしない、で済ませられるので一緒にいて心持ちが非常に楽。自然体で過ごせる。
しかし、自分がされて嫌なことは他人も嫌だとは限らないし、自分はされても平気なことが他人にとっては許せないことだったりもする。
だからか、嫌だと感じるラインが分からない人や未だ見えていない人に対しては人見知り状態になってしまう。
ある程度時間を共にしても、ずっと人見知りのまま。
一向に微妙な距離感を埋められない。
逆に、どうされたら嫌なのかをこちらが既に理解している場合やそれが分かりやすい人、嫌と思われてもどうでもいいその場限りの関係、長い付き合いにならないとわかっている人には人見知りしない。
自分の最低ラインを受け入れてもらえるか、また相手の最低ラインを受け入れられるかが、わたしにとって人間関係を築く上で重要なのだと思う。
もちろん、好きなものや良いと思える価値観が近いことも大事だ。
しかし好きなものや良いと思うものは、各々ズレがある場合でも共有しあえたりする。
視野が広がって楽しくなれることもあるだろう。というか、そうあれたらいいと思う。
友人達と何時間もテレビ通話をしていてふと思った価値観の話。
趣味趣向はそれぞれ全く違う、でも、違和感を感じる部分はすごく似ている友人達に、いまこの状況下で出会えててよかったな、なんて。
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