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アイヌ語とダンス・ウィズ・ウルブズ

出身は北海道の旭川市。
北海道内、どの地域でもアイヌ語が由来となった地名がほとんどで、その地名と共に民話のようなものが出てきます。

世界自然遺産になった知床は、元々アイヌ語で「シリエトク」と呼ばれていた場所で、その意味は「地の果て」だったそう。
確かに知床に行ってしまうと「恐らくここで世界は終わるんだろうな」と思ってしまうのは納得出来る。
北海道に観光で来られている方は多くいるかと思うけど、もし時間が許せば、ぜひ知床半島へ行ってみてください。
斜里から羅臼に抜ける道を車で走ると「ここはあれか、日本じゃ無いんだな」ときっと思うはず。

他にも旭川の中では「近文」という地域は「チカップニ」からきた名で、意味は「大きな鳥の住むところ」だったり、熊牧場で有名な登別は「ヌプルペッ」から来ていて、意味は「色の濃い川」なんだそうです。

同世代なら感じる類似性かと

僕と同世代、40代くらいの人たちなら、もしかしたら感じるかもしれないけど、このネーミングってどこかで感じたことってないです?
僕らの世代の人なら、まぁまぁ観ているかもしれないけど、ケビン・コスナーが主演の「ダンス・ウィズ・ウルブズ」という、インディアン、つまりネイティブアメリカンをテーマにした映画に出てくる登場人物たちと、何か近い感覚があるよなと思うんです。

主人公のケビン・コスナーは、とあるきっかけでネイティブアメリカンの人たちと時間を共にするようになり、後にタイトルの通り「狼と踊る男」と名付けられます。
他には「拳を握って立つ女」「蹴る鳥」「風になびく髪」といった名の登場人物もいて、そういったネーミングとかに妙にやられてしまう僕みたいな人間は、ついつい自分だったら、どんな名前が良いのかなと、本当に無駄なことを考えたりします。

結果として、ちょっと前までは「うどんなら毎日食っても飽きない男」だったけど、それはもう改名して「結局、赤いきつねが一番美味い男」にしようと思います。

どうぞ、よろしくお願い致します。



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