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#239 他山の石

他山の石、以って玉を攻くべし
『詩経』

文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では、本来の意味ではない「他人の良い言行は自分の行いの手本となる」で使う人が約30%といるという結果が出ている。

本来の意味は「他人の誤った言行も自分の行いの参考となる」である。

よその山から出た石ころでも、こちらの玉を磨く材料とすることができる。つまらぬ他人の言動でも、自分を鍛える助けとして活用することができる。

全てのものから学ぼうとする姿勢が何よりも大事であろう。

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