DTMerなら「映像編集」絶対できる件
先日こんなツイートをしました。
私はDTM講師もやっていて、仕事がら多くの生徒さんからの相談を受けますが、作った曲をアップするにあたって、
SoundCloudなどの音声のみサイトに上げるより
Youtubeやニコニコ動画などの映像サイトに上げた方が
再生数が伸びやすい
スマホでストリーミングが主流の現代では、当たり前の事だと言えます。
だからこそ、映像編集も出来るようになれたら…と思う訳ですが
必要なのはわかるんだけど
・映像をつける事って難しそう…
・音楽作るのでも大変なのに…
・DTMだけでもかなり出費がかさんで…
などなど、様々な理由で映像制作にチャレンジする事をためらう方も、多くいらっしゃる印象です。
けれど、映像編集は決して難しくはなく、タイトルにもある通り
DTMerと呼ばれる、DAWソフトで音楽制作が出来るレベルの方なら
映像編集ソフトの使い方などは、ほとんどの方があっという間に理解して
使えるようになってしまします。
かく言う私自身も、全く映像の素人だったところからはじめましたが、今はレッスンで「撮影の仕方」から「動画編集ソフトの使い方」まで、ほぼ独学で生徒さんに教えられる程になりました。
DTMより動画編集の方が難易度は低い
もちろん、DTMにも動画編集にも、それぞれに専門的な知識や技術は必要で、決してどちらもが簡単にできる訳ではありませんが
誤解を恐れずに言うなれば、
ゼロから始めて
「DTMで曲作りが出来る様になるまで」と
「動画編集ソフトで動画が作れる様になるまで」では
後者の方が圧倒的に早く、難易度も低かったと言うのが
私自身の率直な感想です。
さらに、それぞれの業界のプロの方々にもお話をお伺いしましたが
・映像制作のプロで音楽を趣味で作る方
・音楽制作のプロで映像を趣味で作る方
どちらのパターンの方に聞いても、回答は同じで
全員「動画編集の方が簡単」だとお答え頂くほどでした。
ですが、上記の回答には条件がありまして、それは
映像制作の全行程の中でも「編集」の行程に限っての話
「撮影」の行程まで含めるとなれば、また話は変わってきます。
今回は映像制作全てに言及する訳ではなく、あくまで「映像編集」に限った部分を書いておきたいと思いますので、撮影に関してはまた別の機会に。
DTMerにとって動画編集がいかに簡単か
これはチャレンジしてもらえば、すぐにわかる事ですが、動画編集ソフトは基本設計がDAWソフトと同じ作りになっています。
・「トラック」という概念は同じで、左からスタート
・各パートにエフェクトをかける様に
各トラックに色や動きをつけるエフェクトをかける
・録音したパートをカット編集するように
録画したデータをカット編集する
などなど、大きく違う事と言えば、マスターアウトの替わりに
完成映像を確認できる「ビューワー」があるくらい。
ソフトの操作に関しては、ボタンや機能を覚える必要はありますが
例えて言うなら、同じDAWソフトでも
Cubase使いが、FL Studioを覚えるより、わかりやすいとも言える程。
オーディオインターフェイスも必要なく(と言ってもDTMerの皆さんは既に持っていると思いますが)、各ソフトの使い方も、チュートリアルビデオだけで十分使いこなせるようになるのではないかと思います。
私が自身のYoutube動画や歌ってみた動画を編集する為に使っているソフト
[Filmora」(Amazon販売サイト)
色々と試した中で一番わかりやすく、生徒さんにもおススメしているのですが、このソフトは「無料版」があり、製品版と同じ機能が搭載されています。
無料版では完成したものをファイルにすると、映像の真ん中に「Filmora」のロゴが大きく入ってしまうので、それを消したい場合は有料版を購入する必要がありますが、とは言え完成させる所まで無料で使えてしまうので、お試しにはうってつけと言えます。
私は日ごろTwitterなどでも、現代のクリエイターは
「いったい何刀流を身に付ければ良いのか」などと
皮肉な言い方をする事がありますが
大変なのは言わずもがな、けれど
皆が諦めたくなるような所には、必ずチャンスがあって
DTMで音楽が作れる様になるのは、とても大変な事ですが
それを理解して実現出来たあなたなら、必ず出来る事請け合いです。
「動画編集」是非お試しあれ☆
最後までご覧頂きありがとうございました。
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シバっさんtwitter @shibassan_dtm
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