オーディオインターフェイスの選び方02

オーディオインターフェイスの選び方

私、シバっさん。DTMの講師もしておりまして(G-Life Music 愛知県名古屋市)特に初心者の生徒さんに多く質問を頂きますが「オーディオインターフェイスの選び方」これほどアドバイスに困る質問はないと言える程、難しい問題でもあります。

何故難しいかと言うと、理由はコチラ
・種類が多すぎる
・パソコンとの相性がある
・価格帯が広すぎる
・付属機能が多種すぎる

などなど…

全くもって、判断基準が多すぎるからです。

使ってみないとわからない要素

さらにこれらは、実際に使ってみないとわからない要素でもあり、初心者にとって最善の選択をする事は至難の業とも言えます。

例に挙げてみると、
・A/D D/Aコンバータの能力値
・レイテンシーの数値
・プリアンプの性能
・ドライバーソフトの使い勝手

などなど…

上記の要素などは、実際に自分のパソコンに接続して使ってみるまで、わからないものばかりです。
※Youtube動画「オーディオインターフェイスの選び方」の中で、いくつかの要素を解説しておりますので、こちらも是非ご覧下さい。
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=vaZ1R5cjmkQ

「ハズレを引かない」考え方

ここまでご覧頂いた方はお分かりかと思いますが、最初の一発目で自分にあったオーディオインターフェイスを正しく選択する事は「ほぼ無理ゲー」とも言える訳です。ネットで散見される「おススメモデル」なども、良い部分は沢山ありますが、果たしてそれが自分にとって良いモデルであるかどうかは、使ってみるまでわからない。
なので、私は考え方を変えて「正解を当てる」よりも「ハズレを引かない」事を意識してアドバイスしています。

購入の失敗例

参考として、具体的な購入失敗例をいくつか見て行きましょう
・「パソコンのスペックが低く、安いローエンドモデルを購入してしまい、
リアルタイム録音がノイズだらけ」
・「後から6ラインの出力をしたくなったが、4ラインの出力しかできないモデルを買っていた」
・「機能面では何の問題も無いハイエンドモデルだが、高額すぎて他に必要なソフトが買えなくなっている」
・「プリアンプの音質に不満があるが、交換できない為買い替えるしかない」

などなど

それでも選ぶには

とは言え、それでもDTMを始める為にオーディオインターフェイスは必要不可欠。なので、実際には「ハズレを引かない」為に、どんな基準で最初の一台を選べば良いかと言う基準を書いてみます

・最初から最高のモノを選ばない
・2台目を購入する事も視野に入れる
・絶対に必要な入出力数は考慮する
・予算をしっかりと決める

上記をしっかりと意識すれば、自ずと自分にとってのハズレを引く事は回避できますし、大切に使って行けばリセールして2台目の資金に充てる事もでき、たとえ後悔が生まれたとしても、それ以上に得られた知識や経験値の方が上回って行くのではないかと考えます。

DTMで音楽を作る者にとって良いオーディオインターフェイスと出会える事は、ギタリストが良いギターと出会える事と同じと言えるかもしれません。
決して焦る事なく、自分にとって最高な一台を見つける為に、あなたにとって「必要な要素は何なのか」を、是非考えてみていって下さい。

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シバっさんtwitter @shibassan_dtm

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