コロナ禍の渡航記録~往路編~

1年ぶりに、ようやく出張が再開し、マダガスカルに出張してきました。※2021年2月の情報です。

コロナ禍の渡航、まずは飛行機搭乗前のPCR検査、陰性証明が必要です。搭乗前●時間以内かは渡航国によって異なります。私は出発前に成田空港でPCR検査を受けました。事前予約が必要で、検査から結果受取りまで約4時間かかります。
成田空港で4時間過ごす。平時なら何の問題もないが、今は殆どのお店がclosed。むしろ開いてるマックやスタバには感謝しかない。
いまでも月に1-2人は陽性で飛行機に乗れない人がいるとのこと。当日に陽性判定だと何の対処もできないだろう。
また、窓口で相談してるオジさんは渡航に陰性証明が必要だと知らなかったため、成田空港付近のホテルで一泊して検査を受けるようだ。(渡航前には最新情報をしっかり確認しよう)

陰性証明をもって機内預け等の手続き。その日のエチオピア航空アジスアベバ行には乗客が22人しかいない。空港も航空会社も瀕死の状態だろう。
免税店もclosed、乗継の仁川空港も深夜だったのでお店はclosed、15時間のフライトを経て着いたエチオピアのアジスアベバで、ようやくお店が開いていて、人が結構いた。
アジスアベバ発の飛行機はほぼ満席。中華系の一団が完全防護服で乗り込んでいた。小さい子ども着用している。医療とか政府関係者なのかな?

飛行機を降りる際にはタラップの上で陰性証明やら入国申請書やらをチェックされるのだが、そこでなんとエチオピア航空職員も知らない(機内で配られてもいない)書類を要求されて乗客もスタッフも大慌て。
なんとか飛行機を降りたものの、先程の書類がないと建物に入れず、乗客一同は炎天下のなか渡された書類に記入する始末。やれやれである。
渡されたマダガスカル語/仏語の用紙に記入して、一人ずつ電話ボックス型の部屋に10秒入れられ消毒ガスを浴びて建物の中へ、検疫やら入国審査やらあり、エアコンのついてない室内で出てくる気配のないスーツケースを待つ。これは辛かった。
スーツケースを受取り、空港の外に出るとここでも長い列。入国時PCR検査だ。終わってみれば着陸後1時間半の出来事だが、さすがに疲れた。


往路の苦労はまだ終わらない、到着時(土曜)のPCR検査結果は2日後(月曜)に受け取れると思い、月曜に取りに行ったら「お前の検体はない」と言われる。どうやら検査時に渡されたレシートの裏には検査番号が書かれるようだが、私を検査した人が書き忘れたらしい。名前を見せ、土曜日に検査した人の書類をあさり、ようやく名前を見つけたら、結果は明日(火曜)に来いと言われる。どうやら日曜日は検査場が休みのため、金・土曜検査の人は火曜受取りとのこと。そんなことを知らなかった私は火曜の朝のフライトで移動する計画になっており、至急現地スタッフに相談。コロナ禍では国内線も本数が少なく、結果木曜日のフライトに変更し、機内泊含めれば6泊7日の大移動となった。

体力も、気力も疲れるのがコロナ禍の渡航です。一日も早く、昔のように渡航できますように。

(※コロナ禍の渡航~帰国編も、感染性胃腸炎、コロナ偽陽性などがあり苦労しました。こうご期待)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?