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防災対策ってエコかしら?

写真を見てほしい、これ全部廃棄なんだぜ、
私個人でこの倍の本数の水を回収して、一部の食糧を回収したけれど、それでもこれゴミなんです。

写真はとある政府系機関が、社員一人一人に配っている非常用食品の賞味期限間近の商品だ。
試しに食べてみた。味に問題はない。まぁまぁ美味い。
そもそも5年のタイムスケールで1ヶ月なんて誤差に等しい。
賞味期限が切れそうだから、災害時に備えて入れかれるのも分かる。社員の安全を守る良い会社だと思う。
しかし、入れ替えて食べれるものを「やれ、美味しくない」だのといった理由で廃棄処分していいのだろうか?

昨今の大規模災害、これの原因が地球温暖化なのは皆薄々気付いている。じゃあ節電?自然エネルギーなら、この問題は解決するの?海洋プラスチック問題は?温暖化と別次元で考えるの?

僕はそうは思わない。地球温暖化も海洋プラスチックも地中の炭化水素を掘り出した結果ではあるが、それよりも大量生産、大量消費の社会が生み出したものだと僕は思う。
社会主義も共産主義も、最近流行りの人新世の資本論もみんな言ってる。原因は使いすぎなのだ。

そこで必要なのは足るを知るだよ。
大量生産、大量消費、安かろう悪かろうで、安いモノに流れるの、もうやめませんか?
といっても賃金が上がらないのだから厳しい。
だから僕が言いたいのは、安いものを買っても最後まで使いましょうよ、最後ってのは究極的に言えば、例えば靴に穴が空いたのではなく、履けなくなるって事なんだけど、そこは貴方のポリシーに合わせます。
それでも大量生産に抗う術は、使い切ることだと思う。

流石に15人×3日分の食糧を自分で受け持つのはキャパオーバーなので辞退したが、各人が3日分の食糧をそれぞれ普段の生活で消費するのは難しくないはずだ。

ぜひ廃棄せず、自分で消費して欲しい。
アフリカの子どもに〜とか、被災地に〜とかで善意という何かで包んで責任を他所に押し付けないで、自分の割り当て分は自分で消費しようよ。
資本主義へのせめてもの抵抗としてさ、

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