【毎日投稿】1日目・会話系の話題2つ

何かしないとつまらんな、と思って文章でも書いてみる。
短めのを書いて毎日続けられたらいいなと思っているけれど、毎日続かなくても仕方ないか、とも思っている。

日頃の思っている事などを2~3項目ずつ書いていってみて、文章を書くことに慣れていけたらいい。

というわけで、ヒマつぶしにでも読んでくれたら幸いです。

・代案のない否定は困るよねって話

俺は普段、他人と政治の話はあまりしない。
詳しくないという事もあるし、ガキの頃から「仲良くしていたいなら、政治と宗教と野球の話は避けろ」と教えられてきた。嘘だけど。
嘘なんだけど、この言葉には一定の真実が含まれている気はしてる。

野球はジョークとしても、政治と宗教はどうしても思想が強く出る話題だからぶつかる事もある。
お互いに「忌憚(きたん)のない意見を交換しよう」という姿勢が出来ているならガンガン話してくれてかまわないと思う。
例えばワイドショーや討論番組などは基本的にそのスタンスだ。
自分の耳に痛い事も聞かなければいけないし、自分の意見をはっきりと主張することが求められる。
学生が授業の一環でディベートをする時などもそうだ。

ただ、普段まったりと生きていて「ガチで議論する」状況なんてそんなに出くわさない。
BARのカウンターで軽く飲みながら雑談している時にひとりが「これからの日本は~」と話し始めたら、そういうの好きな人はいいけど、大方は(もう少しライトな話題で盛り上がりたいなあ)と思うのではないだろうか。
酒の席で日本の未来を憂うって、幕末の志士じゃないんだから。

もちろん、政治に無関心であっていいとは思っていない。
選挙に行くのも大事だし、新しい政策が「何が良くなって、あるいは悪くなってどういう影響が出るのか」などを知るのも大切なことだ。

現代だと、特にSNSで有識者の人達が活発に意思表示している。
その中で、政治に明るくないダメ中年のひとりとして聞きたい事がある。

「A党に投票する奴はバカだ」
「B党にこんなに票が入ってる。日本終わってるわ」

こういう論調で発信する人がいるんだけど、だいたいが否定で終わってるんだよね。
「A党に投票するのがバカ」なのは何でなのか。
どこに投票したらバカじゃないのか。
バカじゃないあなたはどの党に投票しているのか。
B党に投票したら、どういう影響で日本が終わるのか。
日本を終わらせないでくれる党はどこなのか。

例えばわかりやすいのが「消費税増税が困るから、減税を公約として掲げている党に投票する」とか。
「待機児童や母子家庭への援助制度を求めているから、子供への政策を推し進めてくれそうな党に投票する」とか。
財源どうすんだとか公約なんてどうせ守られんとか、そういう話は一旦置いておくとして、その人が「どういう理由でこの党に投票したのか」がすごくわかりやすいじゃない、これなら。

俺自身が巻き込まれたことはないけど、SNSで「じゃあどうすればいいの?」と聞いた人が浴びせられる言葉はだいたい決まってる。

「ちょっとは政治のこと勉強しろよ情弱」
「そうやって自分の頭で考えられない奴が増えたから日本て終わってんだよなあ」
「基本的なことも知らなくて草」

こんな言葉をかけられる可能性が高いなら、誰も聞けなくなるよね。
そんで、自分で勉強しようと思って色々ニュースやら新聞やら見たり、政治用語を勉強してみたり。
すると今度は、

「○○新聞はA党と癒着してるから偏向報道しかしない」
「テレビ△△はB党の事をとにかく叩きたがるから信用できない」

こうなると、もうどうしていいかわからんよね。
若者が政治に興味なくすよね。
若者じゃない俺だってそうなりかけてるもん。

ぶっちゃけ「当選したら半年以内に国民全員に補助金10万出します。財源はこれこれです。もしこの公約破ったら二度と選挙出ません約束します」
とか言うだけで抜群に支持されちゃうよね。公職選挙法的にどうなのか知らんけど。
俺だって投票しちゃうかもしれんもん。

政治家だけじゃなくても、立場ある人が弁の立つインフルエンサーに言葉で追い詰められて、理路整然と反論するかと思いきや「いやもう話になりません。あなたにこれ以上話しても無駄です」とか言ってるのを見ちゃうと(うわあ…)ってなるし。
※インフルエンサー側が理解する気全くないケースもあるけどね

ABEMAで言っててすごい良いなあと思ったのは、政治についてもう一回基本から教えてくれるような組織を全国に作るのはどうかって案。
各地方に点在はしてるらしいけど、全国的にってのはないらしい。
大人にとってそういう学びの場ってすごい大事よね。
独学だと限界があるし、かといって身の回りに都合よく「政治に造詣が深く、かつどこの派閥・政党にも肩入れしてない中立な思想の人」がいるわけでもないし。

政治に限らず、他者の考えを真っ向から否定しといて「自分で考えろよ」とか言う人、嫌いです。

政治とか経済をポップに話してくれる知識人の人、好きです。

・「持ってる」「持ってない」のお話

こういうツイートをちょっと前にした。

天才と凡人とか、ギフテッドうんぬんのお話じゃない。
ただ単に「技能を持っている人」と「持っていない人」の話だ。
もしくは「人気のある人」「ない人」とかもある。

俺は楽器も出来ないし絵も描けないしプログラミングが出来るわけでもない。そしてそれは、当たり前に俺が「それを得ようとする努力」をしてこなかったのが原因なので仕方ない。

自分の技能に自信があるんだなって人は、話してると何となくわかる事がある。ていうか、配信界隈にいると大体そんな感じの人ばっかり。
口では「大したことない」と言っていても、実際にはかなりすごくて「えーそんな事ないよ!すごいじゃん!」ってなる。
謙虚はすごくいい事なんだけど「しばにぃもやり始めればすぐこのくらいできるよ」というのは謙遜でも気遣いでもない。もはや単なる嘘だ。
すぐ出来るようになるわけねえだろ。

「すごいでしょ!」と言いながら見せてくる人も結構いる。
基本、そういう人も俺は好きだ。度が過ぎなければ。
実際にすごいので「すごい」と感想を言う。まではいいんだけど、中には気をよくしてそこからずーっと自分の話しかしない人がいる。
長い長い長い長い。
自分語りが長すぎてその人のコンテンツにも興味が無くなってしまう。

まあ、持っていない人より持っている人の方がすごいと俺自身も思うので、ある程度肩身が狭いのは仕方ないことだ。

経験ある人もいると思うんだけど。
少年時代「○○の家でモンハンやろうぜー!」って、仲のいい同級生たちが俺を置いて教室から出ていく姿。
これがサッカーだったりゲーセンだったりすると俺も参加できる。
けっこうあったのが、皆でサッカーを楽しんで、その後モンハン組だけ友達の家に集まり、非モンハン組の俺ら2~3人は取り残される、みたいな事。
同級生たちは「俺がモンハンを持っていない事」を知っているから誘ってこないだけなのだ。そこには悪意はまったくない。
モンハンをやらない俺が「俺も見に行っていい?」と聞くのも気を遣わせるし、もっと言うと「俺のやつちょっと貸すから来ない?」という優しさもとても申し訳なくて気まずい。
そんな苦い少年時代の思い出。

一億総クリエイター時代。
セルフVtuberの増加。
色んな技能を持っている人は格段に増えた。
アマチュアがプロ並みの技能を持っている。
いや、プロ並みの技能を持った人がアマチュアとしてやっているの方が正しいか。

俺自身配信や動画などでいくつか企画を立てたりしてみたが、企画は技能じゃないと俺は思っている。最近、特にそう思うことがあった。

技能を持っている人は、特に企画を立てなくても技能を披露するだけで見てもらえるから。企画は「あればいいよね」と言うもので、マストじゃない。

企画したものを「面白い」と褒めてもらって有頂天になる事もあったが、企画は企画。形にならなければたんなる思いつきに過ぎない。

思うところあって毎日投稿にチャレンジしているが、それともう一つ、いろんな企画を考えて温めておこうと思った。
実現するまでは人に見せずに。

その他にも色々技能を習得したいとは思うけれど、中途半端になりそうなのでとりあえず「文章」と「企画」という楽なところから。

ナチュラルに他人を見下してしまう事ってのは誰にでも起こり得る事で、そこに悪意はない。だから仕方ない部分がある。
悪意はないからこそ、見下された側はいつまでも覚えてるし思っている以上に傷つく。

俺自身、見下す側にならないように気を付けないと。

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