【インド映画】Shree 420(1955)
監督:ラージ・カプール
主演:ラージ・カプール、ナルギスなど
上映時間:2時間50分
Shree 420は英語でMr.420という意味
420はインド刑法420番「不正行為、不正取引」を指す。
ラージ・カプールはインド映画界のレジェンド。インドの巨大映画ファミリー「カプールファミリー」の先代。現在でもカリーナ・カプール、ランビール・カプールなどが大活躍。
ラージ・カプールは通称「インドのチャップリン」。チャップリン映画に多大な影響を受けており、Awara(放浪者)同様、今回も放浪者の役だった。Awaraよりも動きが洗練されていたが、やはり二番煎じ感は否めない。何事も真似をしてるだけじゃ一番にはなれないんだなぁと。
ナルギスは相変わらず高い演技力。さすがマザーインディア。
もっと出番ほしかったぐらい。
映画の内容に関しては、Awaraよりもコメディ寄りで軽く見れてよかった。本当にチャップリン映画を見ているような感じだった。
終わり方もハッピーエンドでなんか安心した(笑)。やっぱインド娯楽映画はハッピーエンドでなくっちゃ!
そしてなんといってもこの映画の見どころは主題歌「Mera Joota hai Japani(僕の靴は日本製)」。インドで知らない人はいない超有名な歌。
歌始めの「メラ ジュタ ヘ ジャパニ」だけでも歌えたら、インドでバカ受け&人気者間違いなし(笑)。
インド旅行を考えている人は、護身の為にぜひとも覚えてほしい。日本人の詐欺被害減ると思います(笑)
総括すると、インドのチャップリン映画って感じです!
ただ長いなー(笑)。この時代ではノーマルな上映時間ではあるんですけど
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