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【インド映画】Gadar 2(2023)

監督:アニル・シャルマ
主演:サニー・デオル、アミーシャ・パテル、ウトカルシュ・シャルマなど
上映時間:2時間50分

Gadarは「暴動・反乱」という意味。2001年公開の「Gadar: Ek Prem Katha」の続編。前作でも主演だったサニー・デオルとアミーシャ・パテルが22年越しで同じ役を演じる。

サニー・デオルはなんら問題ないと思っていたのですが、個人的に心配だったのはアミーシャ・パテル。
リティック・ロシャーンとのダブルデビュー作「Kaho Naa…Pyaaar Hai」で衝撃的なデビューを果たし、2作目が前作の「Gadar: Ek Prem Katha」。
この2作で一気にインド映画界のスターダムにのし上がるかと思いきや、その後は作品に恵まれず急失速。現在は48歳になり未だ独身で、インスタグラムに自らの豊満な乳房をアピールした画像を投稿している。ちょっとヤバイ感じになっているのである。

しかし前作はまだ幼かった息子のジーテイ(ウトカルシュ・シャルマ)が大学生になっており、大学生のお母さんという設定が妙にリアリティがあってよかったです。学生時代、友達のお母さんがなんか色気があるみたいなことありましたよね(笑)

さて今作も前作同様、約3時間まったく飽きることがありませんでした。やはりストーリー展開が素晴らしいです。

そして今回はアクションシーンに大幅なアップデートがありました。
パキスタン軍に対して父・タラと息子・ジーテイとの二人で協力して立ち向かうという構図。スローモーションなどを用いた演出。木を引っこ抜いて一気に大勢をやっつけるという大胆な戦い方。
敵役はとにかく悪い奴にし、やっつけた時の爽快感を爆上げする。

・・・これってRRRですよね?(笑)
二人で戦うのはラーマとビームだし、戦い方も、撮影方法も、敵役の作り方も、RRRと一緒。見ていただければわかると思います!
めちゃくちゃ盛り上がっていたのですが、完全に影響受けてるなと思っちゃいました(笑)

あともしこの作品を見るのであれば、前作を先に見ることをおすすめします。前回のシーンを踏襲している場面がけっこうあるので。
マストではありませんが、見ておいたほうがより楽しめると思います。

※これは完全に余談ですが、今回見に行った映画館が他と比べて安いところでして、そのせいもあってか雰囲気が昔の映画館みたいでした。
盛り上がるシーンでは歓声や口笛が聞こえてきたり、「ヒンドゥースターン、ジンダーバード(インド万歳)」の叫び声がこだましたり、みんなで一体となって観てる感じが堪らなかったです!

インド愛がたっぷり詰まった映画でした。

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