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【インド旅行記】アッサム(最終日)

約2週間にわたるインド北東部旅行もいよいよ最終日。思い返せばコヒマやシロンでは極寒の上に温水なしだったり屋外シャワーだったりと、シャワーすらろくに浴びることができない日も多くありました。コヒマからインパールへの山道8時間や、インパールで銃を持った男に怪しまれたりと、辛い思い出の方が多かった気がします(笑)。いや、そういう旅行が僕は好きなんですけどね!

この日は夕方5時の飛行機でムンバイに帰るので、それまでにグワハティの有名レストラン、パラダイスレのアッサミーズ・ターリーを食べてから空港に向かうことに。なので今回の記事は実質パラダイスの記事です!

しかし結果から言うと、このパラダイスが北東部で食べた料理の中でぶっちぎりに美味しかったのです!!じっくり解説したいと思います!

中心部のパルタン・バザールから歩くこと約30分、閑静なエリアにパラダイス・レストランはあります。到着が11時というのもあり客は僕だけ。ドアマンが優しくドアを開けて中に導いてくれます。

パラダイス・レストラン内観

この店の一番人気メニューのパランパラ・ターリーを注文。アッサム料理のいいとこ取りのようなターリーとのこと。お値段はなんと700ルピー!た、たけぇ!!

パランパラ・ターリー(700ルピー)

右下から時計回りでご飯、蒸し魚、薬味、フィッシュカレー、ダッグカレー、ほうれん草、マッシュドポテト、ダール、前菜。盛り付けがめっちゃ綺麗。

まずは前菜から一口。初めて食べる味です。ちょっと薬草的な味がします。そしてご飯を広げてダールをかけます。激ウマ!!!!う、うんまぁぁぁぁーー!!間違いなく過去最高ダールをぶっちぎりで更新しました!!!

スパイスに頼らず全く辛くない味付けで、まさにダールの旨みで勝負しています。温かくて優しくてほんのり甘い、ダールの良さを150%にして引き出したような味です!このターリーのメインディッシュは間違いなく魚&ダッグなのですが、既にピークの美味しさです。

マッシュドポテトも芋の素材の良さを最高に引き出していて、ほうれん草もターメリックで絶妙に味付けされています。どれも美味すぎる!

そして蒸し魚へ。葉っぱを広げると、ベンガルフィッシュ風に味付けされた白身魚が姿を現します。手で魚をちぎると、フワッフワです!まるで初雪の如し!これも絶品です。

フィッシュカレーもボロッボロで美味しい!そして最後のダッグカレー。再び衝撃が走ります。初めて食べる激ウマカレー!ダッグもさることながら、グレービーがとんでもなく美味しい!!黒胡椒の味付けがダッグカレーにめちゃくちゃ合うのです!前回コリカーで食べたときはイマイチだったダッグカレーをここまでの完成度で仕上げているとは。パラダイス恐るべしです。

全体的にとても丁寧だと感じました。ターリーにおいてメインではないダールや野菜がここまで美味しいことはかつて無かったわけですから。それにダッグカレーも臭みや苦味を全く感じませんでした。

しばらく食べ進めると店員さんが声をかけてきました。「ダール、野菜のお代わりはいかがですか?」

いいの???????こんなに美味しいやつ、お代わりできるの?????
ここ2週間で一番テンションが上がりました(笑)

結局ほうれん草とマッシュドポテトは2回、ダールは3回もおかわりをしました。ご飯も3回おかわり。好きなものが好きなだけ手に入る、本当に天国かと思いました。

全て平らげるとデザートが到着。ライスプリンです。パリッパリのお米の上にミルクとシロップをかけていただきます。

ライスプリン

味はプリンです。まさにライスプリン、名前のまんまです。美味しい!

お会計は税込で800ルピー(1400円)。まあこんだけ好きなものお代わりしているので文句なんかありません!めちゃくちゃ幸せでした。グワハティでアッサミーズ・ターリーを食べる際は、ここがおすすめです!

これにてインド北東部旅行は終了。明日から通常の生活に戻ります。嬉しいような寂しいような〜

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