見出し画像

水コンのあり方を考える①〜昨年度の水コン運営実行委員さんへのインタビュー〜

こんにちは。水コンNo.3のしばまおです☺︎
水コンのあり方を考えるにあたり、水コン運営に関わる実行委員さんからどのような思いで水コンを運営されているのかのインタビューを行いました。
水コンには、毎年テーマがあります。昨年までの、少なくとも3年間は「お茶大生の憧れる、お茶大生」でした。そして、今年のテーマは「努力は成長へ、成長は魅力へ」です。テーマによってコンテストがどのように変化しているのか、またそのテーマに込められた思いにもぜひ注目してみてください。

昨年度の水コン運営実行委員さんの思い

Q1.昨年度までの「お茶大生の憧れる、お茶大生」というテーマについてどのような思いがありますか?

Aさん:私は昨年度、2つの想いを持って運営していました。1つ目は、誰かを動かす場をつくりたいということです。それは水コンに出場した方だけでなく、水コンを見ている人も、何かしらの影響を受けるようなコンテスト、という意味です。
そして2つ目は、とにかくお茶大生に水コンを見てもらって、ファイナリストさんから何かを感じてもらいたい、という思いです。自分の大学には、こんなに魅力的な人がいるんだ、私も夢に向かって頑張ろう、みたいな。そういう刺激というか影響を受けて、皆が夢や目標に向かって何かを始めるきっかけになったらいいな、と考えて、運営していました。
そしてこの思いを実現するために、学内票制度を導入したり、ファイナリストさんの知性をアピールする場面を設けたりするなど、よりお茶大生が憧れるお茶大生がグランプリに近づけるような試みを行いました。

Bさん:一年生の時、水コン運営の実行委員として水コンに関わり、当時のファイナリストさんの姿に憧れていました。ファイナリストさんと授業が被った際にも、普段からしっかりと自分を持っているファイナリストさんをみて「お茶大生は可愛いだけじゃないんだぞ」って自分の憧れるすごいお茶大生をもっと知ってほしいと思っていました。

Q2.今年度の「努力は成長へ、成長は魅力」へというテーマについて、どのように思いますか?

Aさん:私自身、とても納得したテーマでした。お茶大生を見ていて思うのが、みんな向上心が強くて努力家であるということです。そんなお茶大生の素敵な面がより学内、そして学外に発信され、多くの人に影響を与えるようなコンテストにしたいと考えていたので、「お茶大生が憧れる」お茶大生の側面を言語化すれば、このような文言になるのではないかと思います。

Bさん:2つ気持ちがあります。1つはとてもいいなという気持ちと、もう1つは「お茶大生が憧れる、お茶大生」もとても素敵だったので寂しいなという気持ちです。また、今年はオンラインでの活動がメインなこともあって新しい企画も行われていて、新しい風が吹いていいなと思っています。そして去年までの「お茶大生の憧れる、お茶大生」というテーマでは対象はお茶大生だけだったけれど、今年は外部の方にも憧れる側の対象が広がったことはいいことなのかなと思います。

Q 3.水コンとミスコンは違うと思いますか?

Bさん:水コンとミスコン は違うと思います。きっと水コンになる前は、ミスお茶の水とかだったと思います。世の中の流れを汲んで、水コンに変わってきたという認識でいます。典型的なミスコン は外見重視の部分が大きいと思っています。一方で、水コンは外見重視と言われることもあるけれど、ファイナリストさんを選ぶ時点では外見ではなくて憧れる対象となりうるか、例えば何かに頑張っている人といったところで判断しています。私自身は水コンとミスコンを違うものとして捉えようという努力を、運営としてしています

A さん:自分の大学のミスコンだけ他とは違う、というとおこがましく聞こえるかもしれないのですが、やはり独自の色を持ったコンテストであればいいなと考えています。外見の美しさや人脈の広さのみがグランプリに繋がるようなコンテストではなく、何かに対して挑戦する姿勢、努力する姿勢、そしてその結果身についた知性や凜とした芯など、ひとりの人間としての様々な側面からの魅力を多方面に発信できるコンテストが、私の理想の水コンでもあります。

Q4.理想の水コンはどのようなものですか?

Bさん:憧れる部分がちゃんと発信されるのが理想の水コンです。やはり、一年生の頃から水コンを見ていて、憧れるようなすごいお茶大生を知る機会になってほしいと思っています。

Aさん:私もBさんと同じで、それ加えてファイナリストさんが発信されたことに対して色々な人が影響を受けてほしいと思います。そしてやっぱり、特にお茶大生に影響を受けてほしいと思います。「あの人頑張っているから、私も頑張ってみよう。」ってお茶大生自身が思える場がいいなって思います。それから、お茶大生をターゲットとするのは、私がお茶大にきて出会った友人が本当に尊敬できる人たちばかりで、同じように他のお茶大生にも感じてほしいと思うからですね。

Q5.「お茶大生の憧れる、お茶大生」のファイナリストさんを選ぶ際の基準は何ですか?

A・Bさん:憧れの対象となりうるか、コンセプトにそうようなお茶大生を選んでいました。実行委員がその人を一人の人として憧れるのか、全員を面接して選んでいました。

Q6.水コンが外部の人からミスコンとの違いをあまり認識してもらえないことに関してどう思いますか?

Aさん:私自身、それを感じることはあります。ただ、昨年度の運営の経験からも、それ以上にファイナリストさんがそれを感じて方向性に迷うのではないかと思います。つまり何を目指すのか、美しさを極めることもちょっと違うかもしれないし、自分の意見だけを発信し続けてもフォロワーを稼がないと見てもらえないかもしれない、どちらに振り切るのかをファイナリストさん自身が迷うのではないかと思います。多分、水コンで求められるものが他のコンテスト以上に多様なのではないかと思います。そこで、ファイナリストさんが葛藤するのではないかと思います。

Bさん:理想と違って、外部の方からは見た目が重視されてしまうことはあるかもしれないと思います。見た目だけでないならば、有名なサイトを使ったweb投票をやめたらいいのではと言われたこともあったのですが、お茶大生の実行委員だけでやっていると外部に知れ渡る機会が減ってしまいます。だからこそ、見た目を重視されるリスクを背負いながらやるというのが、現時点では現実的なのかなと考えています。まだ結論は出ていないのですが、これからも理想と現実との葛藤を抱えながら水コンが行われていくのかなと思います。

最後に

徽音祭実行委員のみなさんが徽音祭の時期が近づき準備も忙しい中、私の水コン活動の手助けになるのならとお時間を割いて答えてくださいました。本当にありがとうございました。
それから、この記事を最後まで読んでくださった皆さんありがとうございます。
次回は、今年度の水コン実行委員さんへのインタビューの記事を投稿します。ぜひ、そちらも読んでいただいて、テーマの変化によって水コンがどのように変化しているのかを知っていただけたら嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?