アポ17: なりたい自分の見つけ方
今日はアポイントをしながら、数年前思い悩んで、足が止まったときのことを思い出した。
そのとき、私は自分の将来が明確でなかった。そして、将来を明確にしようとたくさんの方に会ったり、高いお金を出して研修に行ったり、本を呼んだり、教えていただいたことや、思いつく限りのことをした。
ただ、その時は将来が全く見えなかった。
何もかもに嫌気がさして、家にこもりがちになって、人とも会わず、じっとしていた。
ただ、その時に聞いた、あるyoutubeの言葉が、とても心に刺さって、そこから考え方を変えるきっかけの一つになった。今日はそれをご紹介しようと思う。
「人に親切にするのに理由がいるのかい? 笑顔の方がいいに決まってるんだよ。」
かの有名な、斎藤一人さんの言葉だった。
ハッとした。
自分の将来が明確じゃないと、人に親切にできないのか?
自分の将来が明確じゃないと、ろくに仕事ができないのか?
自分の動く理由がわからないと、人に笑顔を見せられないのか?
自問自答していると、将来のことば明確でないと落ち込んで、結局自分のことばっかり悩んでいる時間が長くて、
周りの人のことを考える余裕もなくなっている自分が、なんだかケチくさい人間に思えてきた。
「なんだか考えすぎていたのかもしれない。」
正直そう思った。
「シンプルに、目の前にいる人の求めているものを提供していくだけでもいいのではないか?」
そう思いはじめて、私のモットーは「6割OKだったらGO」になった!あと、好きな言葉は、ブルース・リーの「Don't think! feel!」だ。
ひとまず、やってみる。
考えても、結果、100%分かることはないからだ。
やりながら感じたことを修正していった方が早いなと思った。
そして、それを続けるうちに、喜んでもらえる人の数が増えた。
喜んでもらえる人の数が増えるたびに、自分がやってることに確信を持ち始めた。
そして、ある日、私は知人よりサプライズパーティをしてもらった。いつもありがとうと感謝の言葉もいただいた。
私はすごいびっくりしたのと、こんなに私のことを思ってくれてる人たちがいることや、
自分がやっていたことはとても人に喜ばれているということがとてもうれしく、自分のやってることは間違いないと、確信に変わった。
この経験から、私は自分やりたいことや、どうなりたいかは、
”見つけるもの”ではない と思っている。
自分が目の前の人一人ひとりに一生懸命、全身全霊でお役に立って、喜んでもらってるうちに、
”勝手に明確になってくるもの”だと思う。
だから、やりたいことがないと思ってる時や、どうなりたいか不明確になった時ほど私がやることは100人アポだ。
100人、人と会ってどうにかお役に立とうとしてたら、困っている内容も千差万別。それを解決しようとしていると、自分の存在意義が明確になってくる。
もし、自分の動く理由が見つからないという方は、そういう時だからこそ人と会いまくっていることをおすすめしたい。
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