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死ぬほど働いて疲弊して、それを癒やすためにお金と時間を使ってマッサージに通ったり、吐くほどお酒を飲んでいる人たちへ

フランス人は10着しか服を持たない」という本を読みました。



内容は、フランスへの留学経験を持つ著者が、「保有している洋服の数」という切り口をはじめ、様々な実体験を交えながら、フランス人の「生き方」を紹介していく、というもの。


【洋服の整理のためのチェック項目】
①この服はまだ気に入っている?
②この服はちゃんと着ている?
③この服はサイズはまだピッタリでちゃんと似合っている?
④この服はいまのわたしらしいと言える?


当時大学生だったわたしには、パリにいるあいだに、「人生の生き方」についてこれほど多くのことを学ぶだろうとは思ってもみなかった。それは、本当の意味で「生きる」ということ。ただ存在しているだけじゃなくて、しなやかに、力強く生きていくということなのだ。


フランスでは、ただ顔が綺麗なだけでは通用しない。美人とはいえなくても知性の優れた女性は高く評価されるし、そのほうが知性を感じられない美人よりも、ずっと魅力的だと思われる。


あなたは人のほめ言葉を素直に受けとっているだろうか?もし誰かがほめてくれたら、ただ「ありがとう」と言うこと。ほめ言葉を素直に受け取って、にっこりほほえもう。


僕は、「何でもかんでも外国を見習えばいいってもんじゃない」という考えの持ち主です。最近よく見かける、欧米マンセーな働き方の指南書的な本や記事はあまり好きではありません。


ただ、今回ばかりは、フランス人の「仕事でもプライベートでも、本質を追求しながら、楽しく豊かに過ごす」という生き方から、より多くのことを学ぶべきだと感じました。


特に、死ぬほど働いて疲弊して、それを癒やすためにお金と時間を使ってマッサージに通ったり、吐くほどお酒を飲んでいる人には、この本を読んでいただきたいです。


せっかく生きるなら、せっかく働くなら、より楽しく過ごしたいですよね。そのためのヒントが詰まった一冊になっています。是非、読んでみてください。


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