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Photo by
juritakai
「毒吐く南瓜」セール編
おじいさんがカブチャを植えました。カブチャはたくさんの毒々しい紫とオレンジ色の実をつけました。困ったな。だって、毒の色といえば?とアンケートをとると多くの人が紫と答えるそうです。なぜでしょうか。もしかしたら毒で亡くなった人の皮膚の色かもしれません。また人骨のカルシウムを燃やしたときの炎色反応はオレンジ色だそうです。おばあさんと孫と犬と猫とネズミはカブチャが少しでも毒を吐き出すようにと必死で川の水に晒してみました。まだまだ色はぬけません。すると下流の住人から水質が悪くなったと苦情が来ました。おじいさんはオレンジと紫を赤でくくって青+黄色の乗法式にしてみました。水は赤と緑のクリスマスカラーに染まりました。下流の人たちもこれで時期のイベントに備えることができると納得したようです。
そしておしまいに。割引シールを貼られた挙句、リサイクルボックスに投げ込まれたカボチャ仕様のお菓子どもが成仏できますように。
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たらはかに様の企画の裏お題に参加しています。
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