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不妊治療1年間でやってきたこと②

先日の記事の続きです。

初めてのクリニックは、見るからに管理が杜撰で、笑顔もなく、重い雰囲気で、通院1日目で早々に退散した私たち。「クリニックってこんなんなの…?もう嫌だ」と逃げ出したくなる気持ちでいっぱいになる

お金を払って検査したのだからせめて結果だけでも聞きに行こう、と言っても夫はどうしても行きたくないらしく、会員証を捨ててしまった。機嫌が悪そうな夫を見て、こちらも嫌な気分になる。

雰囲気が悪くなるのも、不妊治療あるあるなのだろうか。でもその後話をして、結局1つ目のクリニックには結果も聞きに行かないことにした。その後夫がネットで検索してくれて(ありがたい)、2つ目のクリニックに行くことになったのでした。

2つ目のクリニックは、1つ目と比べて比較的新しめのクリニックで、雰囲気も良さげだった。期待できそうと思って診察を受けたのだけれど、最初の診察で中年の先生に「年齢も年齢だから(当時36歳)、ステップアップできるクリニックに行った方が良い。うちにはタイミング法と人工授精までしかないから。」と言われ撃沈。

年齢も年齢だからって、そんな言い方しなくてもいいのに…とショックを受ける。当たり前のことを言われているのだけど、ズバズバ言われて傷ついた。この辺りから些細な言葉に傷つきやすくなっていった気がする。

これまで真剣に向き合ってこなかった方が悪い!って言われたらもう反論のしようがないのだけれど、不妊治療をしていると、本当に些細な言葉で傷ついてしまう。そんな自分が嫌になったりして、負のループに入ることが多々。私だけだろうか。いや、決してそんなことないと思うのです。

幸い、そのクリニックが「ステップアップをしているおすすめのクリニック」を紹介してくれて、現在のクリニックに辿り着いたのです。

そこからの道のりもまた長い。続く。

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