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#鎌倉殿の13人 第28話「名刀の主……まなくらの持ち主」

梶原景時の弾劾状~~~~!!

さっくり『吾妻鏡』での流れを紹介しますと、

ある日、侍所で数人の御家人が頼朝様をなつかしんでしみじみとしていました。すると結城朝光くんが「忠臣は二君に仕えずというのだから、頼朝様が亡くなった時に出家すればよかった」と言ってぽろぽろと泣いちゃいました。

すると後日、阿波局(実衣)が朝光くんにコソッとお知らせします。

「あなたのあの言葉、梶原殿が『頼家様に仕えたくないという意味だ。謀反の心がある』と言って、あなた誅殺されるらしいわよ」

これを聞いてびっくり仰天。朝光くんは大親友の三浦義村くんに相談しました。

義村「こういうことは、年長者に相談すべきだ!」

そして三浦の年長者である和田義盛と、御家人の長老格である安達景盛さんに相談します。二人とも梶原さんに思う事があったのか、あれよあれよと言う間に「梶原引きずりおろそうぜ」というムードが高まり、66名の署名をつけたオープンレター弾劾状が完成しました。

という感じで、けっこう義村くんも「こんな大ごとになるなんて……」と思った側じゃないかなぁ~などと……。

あ、でも和田義盛が大江さんを脅したのは『吾妻鏡』の通りです。

あと、義村さんを手玉に取るりくさん、最高でしたね。もっと見たいw

名刀の主

今回の副題で、ふと「金窪行親」を思い出しました。

この金窪のセリフに、こういうのがあるんですよ。

「刀はただの物ですから、人間に対して物申すとは考えられないですけど……でも、この刀は神社の宝刀なので、まぁ、何かあるとすれば、刀じゃなくて神社の神様からのお告げじゃないですか?」

善児かトウが金窪行親になるんですかね……。

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