双子に見えない双子を育てています
今日から5月。
昨日まで、やや固い内容のnoteになってしまったので、5月最初の記事は軽めに子育てネタで行きたいと思います!
よく「双子って性格も似てるの?」と聞かれますが、我が家の双子は見た目も性格も全く似ていません、というお話。
我が家の双子は現在中学3年生。
受験生です。
しかしながら、まだ受験生としての自覚もなければ緊張感もありません。
非情に自由気ままにのんびりしたもんです。
「双子」と聞くと、「マナカナ」だったり「ザ・タッチ」のようなそっくりな二人を思い浮かべますよね。
しかし、実は双子には2つのタイプがあります。
ふたごは一卵性と二卵性の2タイプがあります。
一卵性は1つの卵に1つの精子が受精したあと、その受精卵が2つに分かれて生まれたものです。ほぼ100%同じ遺伝子情報を持っています。性別・血液型ともに同じです。
一方、二卵性は2つの卵にそれぞれ別の精子が受精して生まれたものです。きょうだいがいっしょに生まれて来たようなものです。遺伝的には平均して50%同じものを持っています。性別・血液型は、同じ・異なるどちらもあります。
引用:大阪大学ツインリサーチ
二卵性双生児の我が家の双子は、見た目も性格も全く違うので、誰も双子だと気づかないでしょう。
中学校の先生でさえ、双子だと気づいていない先生もいるみたいですし。
長男と次男は身長差20cmもあり、顔も似ていません。
学力も得意な分野も全く違います。
同じ時間に生まれてきたのに、ほんの少し早くこの世に出てきただけで長男になってしまった彼は、次男よりも20cmも背が低く、体も一回り小さいので、よく弟と間違えられます。
ややグレーゾーンの彼は、いわゆる育てにくい子でした。夜泣きも激しく、気持ちの切り替えが苦手で気に入らないことがあると頑として受け入れず。
幼稚園時代には行事に参加したくない一心で柱にしがみついて離れない、写真は絶対撮りたくないから顔を背けて写らないなどなど、先生にもかなりご迷惑をおかけしました・・・
一方で次男は小さい頃からよく飲みよく食べよく寝る、言われたことには素直に応じる育てやすい子でした。
今では身長は170cmを超え、性格も穏やかでしっかりしていると思われがちですが、実はとっても繊細。すぐお腹がゆるくなります(笑
おそらく私と一緒でHSPだろうな、という要素も。
同じ時期、同じお腹の中にいたのに、こんなにも違うものなの?!と彼らが生まれたころから本当に不思議でした。
これだけ違うので、胎教が子どもの成長に影響するというのはあまり信ぴょう性ないなぁと思っていたら、やはり科学的データはほとんどないとか。
性格は遺伝子による影響が半分を占め、もう半分が生まれてからの環境によるものであるとのこと。
なるほど。
性格の半分は遺伝子レベルで決まっているのだとしたら、親が悩んだところでどうにもならない部分はありますよね。
でも、環境で変えられる部分も半分あるということ。
さてさて、受験生の彼ら。
試験前になってもいつも通り全く勉強しようとせず一夜漬けで乗り切ろうとする長男と、コツコツ積み上げて準備する次男。
同じ環境で育てているつもりですが、やっぱり持って生まれた性格の方が色濃く出ている感がする今日この頃。
遺伝子の力は思った以上に強い気がしています。
だから、もしも子育てに悩んでいるママがいたら、言いたい。
「大丈夫!遺伝子のせいだから!」
「ママのせいじゃないから安心して!」
と(笑
子育ては正解がないので試行錯誤、毎日が勉強です^^
最後までお読みいただきありがとうございます。
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