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MYSTORY2

ファッショントレーナーのしばあきです。
40代からの美意識改革。
外見と人生のコーディネート力を進化させる
大人のファッション筋トレ講座を主催しております。

前回に引き続き、隠キャ出身、自己肯定感底辺だった私が、なぜファッション起業しようと思ったのか。というお話です。

MYSTORY 1はこちら

初めての派遣でお世話になった会社は
人生初の大企業。

配属された部署には、同世代の女性が
二人いました。

どちらも家庭では息子と同じくらいの
小さな子供いるお母さん。

働く母親という立場に
とても理解のある方々でした。

そんなお二人。
会社では部下を何人もとりまとめ
上司からも部下からも頼りにされる管理職。

まさにバリキャリという言葉がぴったり。
毎日とても忙しそうでしたが、
わたしから見たらすごく輝いて見えました。

そしと驚いたのは、別部署で働く別の
女性社員の方。

海外出張が多いポジションだったため、
ご自身でべビーシッターを雇って幼子を連れて
長期の海外出張へ行く。ということを当たり前のようにされていました。

この会社は世界のインフラ整備が主な業務。
出張先はインフラが整備されていない
発展途上国ばかり。   

快適に過ごせる環境ではないことが
ほとんどです。

なぜそこまでするのかと聞いたら

「出張も行きたいし、子供とも一緒に居たいし
どちらにしろ置いていけないでしょ?」

という回答。

育児中は自分のやりたいことは我慢するもの。
仕事は子供に合わせてセーブするもの。
幼い子連れで仕事で海外へ行くなんてできない。

こんな思い込みのオンパレードだった
わたしの脳内。

日本にいながらのカルチャーショックで
まさに目から鱗でした。

41歳で起業した MY STORY 1 (1)

こうして仕事も育児も両立しながら、生き生きと働き、さらに人柄まで素晴らしい女性たちを目の当たりにしてやっと気がつきました。

誰のせいでもない。
誰かに強要されたわけでもない。
なのに今まで私の人生は妥協だらけだった。

出産や育児や持病のせいにして、
やりたいことができない言い訳を並べて
挑戦する前から諦めていました。

「できない理由を探すのではなく、
やりたいことをやるためにどうすれば良いのか」
「自分がどうしたいのか」

この考え方を当たり前として生きている彼女たちと一緒に働くことで私の意識はどんどん変わっていきました。

もともと家事が苦手で外で働くのが
好きだったこともあり、

「もっと自由に働きたい!」
「家庭も大切にしたい!」
「社会に貢献したい!」
「海外にも行きたい!」

という思いが心の底から湧いてきて
本気で自分の人生を考えるきっかけにも
なりました。

がしかし、私の経験や40代という年齢だと、
子育てしながら正社員として新たなキャリアを
築くのは現実的に難しいとも感じていました。  

それでもまだこの時点では「起業」という
選択肢はなく。

今から私でもできることはなんだろう?

と考え始め、色々な自己啓発本や
ビジネス書を読むようになりました。

とはいえ、その頃の私はひたすら本からの
インプットのみ。

人に会いに行ったり、何かセミナーに参加したりするという考えもなく、「で、どうすればいいの?」という状態に…

人生の迷子期に思考まで迷子になり迷走。
なかなかやりたいことが見つかりませんでした。

そんなこんなで派遣社員で働き始めて
1年ほど経った時。

たまたまフラッと入った本屋で一冊の本が
目に飛び込んできました。

それは、宮本好美さんの
「可愛いままで年収1000万」

”ゆるふわ”という文字が踊るとても
可愛いピンクの表紙。

今までだったらきっと「若い子向けの本だな」
と思って手に取ることもなかったと思います。

ちょうどその時、自分の正社員時代と
派遣社員になってからの収入の差が大きく、
なんでこんなに稼げないの??とものすごく
ストレスを感じていた時期でした。

引き寄せられるように「ゆるふわで1,000万?」と本を購入していました。

とても読みやすい本で、
誰でも自分の得意を活かして仕事が
できるようになるんだよ。
と言ったことが書いてあったと思います。

それまでは会社に勤めるのが当たり前。

ガッチガチの雇われ脳だったため、自分の
好きなことで時間に縛られず、好きな時に
好きな場所で仕事ができるようになる。

まさに当時の私には夢のよう。
でも本当になったら嬉しい!と思いました。

そしてこの本で初めて、今の私の職業である
”パーソナルスタイリスト” を知ることになります。

ファッションが苦手な人に似合う服をご提案する。

「私がやりたいことはこれだ!!」と直感で
翌月開催される養成講座に申し込んでいました。

自己肯定感底辺レベルで隠キャ代表だった私が、
まさかファッションの世界で起業することに
なるなんて。

正直自分が一番驚いていますが、実は
「これなら私でも今からでもできる」
と思った理由がありました。

つづく。

MYSTORY 1
MYSTORY 3

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ファッショントレーナー しばあき
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