【現アパレル従業員によるシューズ 豆知識】vol.13 「アウトソールその1の2」

ラバーアウトソールでもうちょっと補足あったので、タイトル長くなりました(笑)

ラバーの配置で前後分かれたスプリング(セパレート)ソールは屈曲しやすくバネになりやすいので、大きなストライドを生みます。
そういった走り方やスピードトレーニングには良さそうです。

ラバーがある分重くなりがちなので、部分的に使うことで軽量にもなります。

一方で一面に貼られたものはフラットソール。足裏全体で地面を掴めるので、長時間安定性を保ちます。ストライドが小さめのピッチ走法と言われるような走り方、また足の状態に偏り(プロネーションやサピネーション)がある時や疲れている時、負担軽減には良く万能タイプって感じです。

それから、トレーニングやバスケット用などには、ソールの張り出しがよく見られます。小刻みな動きや踏ん張りに、より地面にグリップさせたいからです。

競技には専用シューズを選びますが、ランニングとトレーニングも似て非なるもの。何でもランニングシューズという方は多いと思いますが、違いを知れば少し効率的にできるのではないでしょうか。

次回、「アウトソールその2」

※かなりはしょりながらなので、厳密には正確でなくてもご了承くださいませ。。。