【現アパレル従業員によるシューズ 豆知識】vol.8 「シューレースその2」

自分の動きのクセにも対応する

歩いたり走ったりしたときに、まっすぐ踏み出せれば良いのですが、ゆがみや筋疲労で足が内側に入ったり(回内/プロネーション)、外側に入ったり(回外/サピネーション)します。

それがひどくなると、足だけでなく、膝や股関節、腰への負荷、痛みにもなってしまいます。

ので、シューレースの通し方でも少し補助を。
紐が交差する所が上にくる方、これが内側から外側ならプロネーション対応。サピネーション対応は逆。
これらは捻挫とかのテーピングのように、倒れさせたくない方から引っ張ってくるイメージです。

簡単なチェックは、片足スクワットしたときの膝の向き。(本当はもっと複雑ですが傾向的に)
僕はそんなにひどくはないですが、ややプロネーション気味で、多くの人はこちらだと言われています。
あとは、ある程度履き込んだシューズの崩れ方や、底の減り方で極端な偏りがあればわかりやすいですね。

ちなみに、以前にセミナーで講師に個人用に紐の通し方をやって頂きました。前回オーバーとアンダー (vol.7)と今回の組み合わせで、よく見ると左右もバラバラ。
実際に安定感は全然違いましたが、ここまで細かくは見れません…

次回、「面ファスナー

※かなりはしょりながらなので、厳密には正確でなくてもご了承くださいませ。。。