美しいもの
美しい で検索すると圧倒的に自然の風景が表示されます。
誰が見てもそう思う
いつ見ても癒される
それほど自然が織りなす造形美に勝るものはなく
ただそこにあるだけで素晴らしい
人間が造ったものも負けてはいない
日本の庭園は人が手を加えても、いかに自然ぽく見えるかに重きを置き
西洋の庭園は左右対称のシンメトリーとし、規則正しく権威的なイメージを抱きます。
昔ながらの日本建築も、屋根や壁に使われる材料は自然そのままの素材で、色も形も周りに溶け込んでいる。
一方、西洋建築は、やはりシンメトリーを基本に窓や柱を規則正しく配列し、住宅であってもお城のような風格を感じさせる。
これほどまでに異なる美的感覚がそのままその国の文化となっています。
ただ、日本人でも西洋建築を好む人もいれば、欧米人でも日本の古民家に惹かれる人がいます。
そう考えると、この美的感覚や感性っていうのは住んでる国によって育まれるものではなく、個人個人の魂由来のような気がします。
あなたは何に美しさを感じますか?
あなたが目にして美しいと思うもの
それと同じ因子があなたの中にあります。
その感性をカタチはどうであれ、あなたらしく表現したら、きっと美しいものができるはずです。
あなたが「これは良い」と思うその感覚を
絵で
写真で
彫刻で
楽器で
言葉で
文字で
なんだっていいから好きな方法で情熱的に表現してみましょう。
魂から表現したものは輝かないわけがない。
そしてそれに陰をつけてみましょう。
絵や写真や造形なら、敢えて暗いところを作る。
それが音なら強弱でメリハリをつける。
それがあなた自身なら、全てをさらけ出さないで少しだけ謎めいた顔を残す。
すると光る部分がより鮮明に輝きます。
もう一つ
きらびやかに付け足していくんじゃなくて
そこにある自然がそうであるように
限りなくシンプルに近づけてみる
間違いなく美しいものができるはずです。