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私はみんなと違うみたいって悩むことではないよね

学校や職場に入って、自分はみんなと同じようにできないって悩んだ経験は誰でもあると思います。

もうその時点でみんなが同じ思いをしてるんだから、みんな違うってことですよね。

算数が得意な子は
その中でも暗算ができたり図形が得意だったり
理科が得意な子は
生き物が好きだったり天体が好きだったり
体育が得意な子は
跳び箱がずば抜けていたりサッカーが上手だったり
鉄棒で逆上がりができなくて放課後残されたり
あの牛乳が飲めなくて給食が苦痛だったり

これはできるけどこれは苦手って、普通に誰でも得意不得意があるんだから私はこれができないって悩む必要ある?

どうしてもできるようになりたいから頑張るならいいけど、みんなと同じくらいできるようになりたいからって無理することないよね。

学校って平均点でいられれば安心できるところですが、社会に出れば稼いで食べていかなきゃならないので苦手なことをやってる暇などないわけです。
牛乳が飲めないからって午後の仕事は待ったなしです。

その苦手なことを学校では「できるようになりなさい」と言われて、自分はできないって責めてもしゃーないよね。

学校っていうのは、いろんな経験をして自分は何に向いてるかを探すところであって、苦手を克服するところではありません。

平均的な人間になろうと努力するくらいなら、そのエネルギーを自分の得意なことに注いだ方がよっぽどいいよね。

この社会では、ある分野の仕事において得意な人がそれをやって、それが苦手な人はまた別のできることをやればいいわけです。

だからそれぞれの個性を持って生まれるわけで、その多様性が人間社会には必要不可欠なことなんです。

みんなが同じだったら、あっという間にバランスが崩れてしまいます。

「あれもこれもできるようになりたい」
その思いが他人と比較してのものならば、そこは置いておいて、自分が得意なこと、なんだか好きってことに意識を向けてください。

それこそが、あなたがこの世で果たすべき役割であって、あなたらしく活躍できる道なのです。

できない自分を悩んでいるのは、自分で自分を許せていないだけですよ。

できなくてもいい自分を認めてあげてください。

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