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子供に会いに行く目的はたった1つだった

こんにちは、中村嶺汰です。

先日、僕の嫁さんが、
一人暮らしをしている次女の家に、
運動を兼ねて、歩いて行くと言い出しました。

それは、しばらく会っていないから、
顔がみたい、ということでした。

で、珍しく今日は、
僕も一緒に行くことにしたんです。

すると、僕の嫁さんは
何度も、「もう出発するよ」 と言い始めました。

というのも、
ちょうど次女の家にある食器棚に、
地震対策の突っ張り棒とつけようと、
以前から準備していたものがありました。

なので、その部品と工具達をリュックに
急いで詰め込んでいたら、

もう出発するよ の連発。

だから、なんで何回もせかすんや〜、
腹立つなぁ

僕が、準備完了の寸前、
我慢しきれずに、先に出発する僕の嫁さん

僕も、急いで後を追いかけました。
200m前方に嫁さんが見えています。

早足で追いかけたけど、なかなか追いつかない。
ますます腹が立ってきました。

多分、逃げてるんや、
追いつけるなら追いついてみろ と言ってるんや。

僕は、どうせ一緒に行くなら、
話しながら楽しく歩こうと思っていたんです。

そう思うと今度は悲しくなってきた。

国道の信号待ちでやっとこのことで追いついた。

青信号になって歩き出しても、
僕の感情は揺らいだままだったので、
無言のまま嫁さんの後について行った。

しばらく行くと、ある学校の校門前を通りかかった。

西〇〇小学校という看板が目に入った。(以後〇〇は同じ名前です。)
僕の家の近くに北〇〇小学校がある、
だったら、南〇〇とかの名の小学校もあるのか?

それが気になった瞬間、
地元育ちの嫁さんに、聞いていました。

「あるよ、南〇〇小学校」
との返事。

あれ、さっきまで、
僕に意地悪してると思っていた、
僕の嫁さんは普通に返してきた。

で、僕はその勢いで、
なんでさっきそんなに急いでたん? と聞くと、
だって、次女の早く会いたいやん

あれ?

僕が、突っ張り棒をつけるのは、
次女の安全を少しでも守る為

でもね、

それは、次女が安全に健康に、そして
できるだけ長く一緒にいたいということ。

だとしたら、

僕も僕の嫁さんと同じ気持ちやん。

目線を変える

目先の出来事で湧き上がる
感情にとらわれずに、

心の解像度をあげて、
本当に大切なものを意識し続けること

それが、
意味のない感情を減らし、小さな幸せに毎日気づける
50代からの人生を幸せにしていくことに、
つながっているのかもしれません。

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