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ドラフト2022直前!チーフスの今

いよいよドラフトも明日ということで、チーフスのこれまでのオフシーズン動向とドラフトの展望をまとめます。今年は指名権たくさんなのでドラフトが楽しみですね!!

以前もFA動向について書いたので、今回はそれの追加分です。

FAの動き(追加分)

overthecap.comより

Tyreek Hillのトレード

チーフスの顔と言っても良いTyreek HillがMIAにトレードされました。年平均$30MというWR史上最高額での契約になっています。もちろんチーフスに払えるわけない額なので晴れやかな気持ちです。スピードは言うまでもないですがキャッチ力にも優れ幾度となくチーフスの窮地を救ってくれました。MIAに行っても頑張れ!

↓一番思い出深いプレー

WR MVSと3年$30Mで契約

Hillと入れ替わりでMVSと契約しました。快足系高身長レシーバーというチーフスにはあまりいなかったタイプの選手です。ディープアタックを得意としており、Hillの抜けた穴(の一部)を埋めてくれます。ポロリ多いのが不安材料。

RB Ronald Jones IIと1年$1.5Mで契約

TBから元エースRBを獲得です。CEHとのダブルエース体制を取ることになるでしょう。CEHとは対照的にファンブルが多いものの一発を持っている選手です。パスゲームで活躍出来るかがポイントになりそう。

正直これでDarrel Williamsとの再契約は無くなった気がします。個人的に好きな選手なので残念ですが…。

WR Demarcus RobinsonがLVへ

Hillと同期で6年もチーフスにいましたがついにリリースです。チーフスファンからは好かれていませんがマホームズとの相性は結構良く、ハイライトプレーもいくつか生み出していました。ほんで同地区行くんかい…。

ドラフトに向けて

現在のポジションニーズ

優先度高:WR, DE, CB, DT(1テク), RT
優先度低:LB, S, LT, RG

JuJuとMVSを補強したので先発は揃っていますが、WRのニーズはまだ残っています。JuJuは1年契約ですしMVSは飛び道具的な役割になるので、今後チームの中核を担えるような若手エースは必要です。1巡を複数持っている今年に取っても良いかもしれません。Josh Gordonが大覚醒してエースになるので要らないという説もあります。

DEも今の所はFlank Clarkしか先発がいません。早くMelvin Ingramと再契約しろよ!と思ってますが、再契約したとしても層は薄いです。タイプとしてはちゃんとサックを出来る選手が今のチーフスには必要です。

史上類を見ないパスハッピー地区になっているAFC西ですが、その割にはCBが弱いです。SlotはSneed、大外はFentonと先発確定していますが、Wardが抜けたサイドのCBを補強する必要があります。Bakerも元1巡で素質はありますがプロでの実績はないので不安です。プレスカバーが得意なフィジカルの強い選手がチーフスには合うでしょう。

いわゆる1テクDTがいないです。Reedが移籍しNnadiが現状の先発ですが、これまで4シーズン生産性が高かったとは言えません。Jonesがすごすぎるのであまり目立っていませんが、1テクがちゃんとOLを押し込めてるシーンあまりない気がします。

他にはOLの中で唯一RTの先発が決まっていなかったり、LBの層が薄かったり、ThornhillにSを任せて良いのか問題だったり、NBを誰がやるのか問題があります。

目ぼしいドラフト候補

ここでは2つの1巡指名権(29位, 30位)で獲りそうな(獲れそうな)選手をリストアップしていきます。本当はトレードダウンしたいと思うのですが、この順位ではなかなか難しいのでは?という感じです。もしかしたらトレードアップもあるのでは?

WR Jahan Dotson(Penn State)
キャッチ力に優れたWR。一方でスピードはないのでGMやReidが好む選手じゃ無いかも。

WR George Pickens(Georgia)
怪我して以降パフォーマンスは良くないが怪我前は最強レシーバー。ポテンシャルはエース級なのでその意味では獲得あるかも。

EDGE David Ojabo(Michigan)
Hutchinsonの反対側で今年ブレーク。1巡10~15位くらいの予想だったがACL断裂で順位下がること確実。チーフスにも獲得のチャンスがあるが、獲得したとしても試合に出れるようになるのは年明け以降か。

EDGE Boye Mafe(Minnesota)
最近急に株が上がってきている選手。ランDに強い。すでに23歳と若くはない。

CB Kaiir Elam(Florida)
元々は1巡中位くらいの評価だった気がする。身体能力抜群だが一方で反則も多い。Bashad Breelandを思い出す。。。

CB Rodger McCreary(Auburn)
プレスカバレッジの得意なCB。チーフスにフィットする気もするが、一方で足は遅く身体能力は高くない。2巡50位の方で狙うかも?

DT Travis Jones(UConn)
とんでもない身体能力の1テクDT。パスラッシュも申し分ないのでJonesとのコンビを見てみたい!

S Daxton Hill(Michigan)
SもCBもでき、NB的な起用が多い。ブリッツも上手いのでSorensen(のグレードアップ)的なイメージ。

まとめ

1巡下位はニーズある選手がスリップしてこない限り失敗と言われてしまうのですごく難しいです。個人的にはBPA(Best Player Available)に戦略でピックしていってほしいです。

今年はいつになく大量の指名権を持っています。こんなに上位で指名権を持っているのはいつぶりでしょうか。Hillを始めとするおなじみのメンツがチームを去ってしまい本格的にチームが入れ替わっていきます。非常に細美しいことですが、チームの若返り・デプスの増強が出来るチャンスです。その分今回のドラフトは非常に重要です。成功すればDynasty、失敗すれば…。昨年のドラフトが良かっただけに今年も期待したいですね。

個人的にはTravis JonesとGeorge Pickensはロマンがあるので狙って欲しいです。。。

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