賛美歌312番いつくしみ深きとキュブラーロスの死の受容五段階について
(私は宗教家ではございません)
以前はよく挙式に参列していたため、しかもそのほとんどがチャペル婚だったため、賛美歌312番を毎回歌いました。
多分皆さんも知ってるでしょう。
いつくしみ深き、というタイトルもある歌です。(タイトルなのかな?)
歌い出しは「いつくしみ深き、友なるイエスは」です。作詞者のジョセフ・スクライヴェンさんは婚約者を2回(別々の方)をなくされており、その悲しみや気持ちをこめたものだと言われているそうです。
話は変わって、
先日モーガン・フリーマンが出ている「最高の人生の見つけ方」を観ました。
以前にキュブラーロスの死の受容五段階という話を聞いたことがあり、映画を観ていて、それを思い出しました。
死を告げられた人間は
1.否認と孤立
2.怒り
3.取り引き
4.抑うつ
5.受容
という心の経過を経ていくということのようです。
これは癌患者など自分自身が死ぬ場合においての心の動き方を述べたものらしいのですが、もしかして死以外の悲しい出来事でも似たような動きを辿るとすると、賛美歌312番にはジョセフ・スクライヴェンさんの受容の段階の気持ちが込められているのだろうなと思いました。
「神様、なんでよ!こんな辛い想いをしないといけないの!という気持ちすらも受け入れて下さっているんです」という解説をされていた方もいらっしゃいましたが、
多分だけど、神様と言うより自分自身で受け入れているんだ、この方は、と歌を聞いていつも思っています。
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