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感情の後に隠れている自分の心の状況

たとえば喧嘩別れした恋人のことを思い出すとき、しばらくは相手の嫌なところばかりが浮かんでくるものです。それはあなたが「別れてよかったのだ」と思いたいからであり、自分の決心に迷いが残っている証拠なのです。
(中略)
そしてもし、かつての恋人の美点が思い出されたとしたら、それは積極的に嫌う必要がなくなったこと、その人への思いから開放されたことを意味します。……いずれも「相手のことが好きか嫌いか」が問題なのではなく、「今の自分が好きなのか」が問われているのです。

幸せになる勇気 (著;岸見一郎、古賀史健) p.210

今日読んだ本の中で印象に残った部分はこちらでした。

相手に対する想いの裏に隠れているのは、自分自身の心の状況なのか。
なんだかすごくインパクトのある一節だった。
表面的に相手に対する感情だけを、自分の内側から出てくるものとして観察していたから。

でも冷静に考えると、どちらの心の状況(思い出して嫌気がさすこと・思い出して懐かしく思うこと)も理解できる。
あの時もう信じられないくらい嫌だった相手のことを、元気に頑張ってるかなとか、良い噂を聞くと素直に良かったね!って思えたりとか思うことが実際にあるんだもの。

人が自分に対して、良い・悪い関わらず何か自分の予測できない行動をとった時、「理由や背景を分かりたい」という思いが膨らみがちで、自分はどう感じているのかを置いてきぼりにしがち

だからこうやって法則的なものを知っておくことで
自分の中に生まれた感情を分解して理解できると安心するみたいだ〜〜

自分は直感的な人かと思ってたけど、こう考えるとロボットみたい?😂


心理学のこともっと知りたいなー!!


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