親子でおんなじ

幼かった頃の私と
娘たちとおんなじ出来事を思い出してみた。

~親子で同じ行動~
私が歩けるようになった1歳過ぎ、母親とかくれんぼ。
カーテンに隠れたが、足がまる見え。
「○○ちゃん、足見~っけ!」
母親に言われた私は片足を上げた。
うまく隠せたつもりだったのだろう。

歩き始めた長女と私もかくれんぼ。
彼女もカーテンに隠れた。
やはり足がまる見え。
「○○ちゃん、足見~っけ!」
これまた彼女は片足を上げた。
勿論もう片方はまる見えのままだ。


~大きいことは。。。~
私は母子手帳の「成長の記録」の欄外に飛び出るほど大きな赤ちゃんだった。
東京から三重県の母の実家へ向かう新幹線の中
母は生後4か月の私を抱いたまま2時間立ち席だった。
大きな赤ちゃんは本当に重くて辛かったようだ。

二女の生後一か月健診の時
診察直前、デジタルの体重計が5000超えていて
私は何かの間違いかと思ったがそうではなかった。
二女の体重が2キロ増加していた。(普通は生後1か月は1キロ増)
保育園では
「今日は具合が悪くておかわりしませんでした」
と言われ(あ、完食はしたのね)
背の順も一番後ろ。
そして高学年になって背の高いのを気にするようになった。
私と同じだった。

~笑顔はおんなじ~
笑顔は家族で似る。
赤ちゃんが真似るからだ。
新生児にたまたま表情筋が笑顔になった(生理的微笑)とき
周りの大人が「笑った 笑った」と大喜びするので
赤ちゃんは「お、これはよいぞ」と学習するようだ。
そして笑いを(社会的微笑)覚えていく。


親子でも別人である。
遺伝子も育つ時代も全く違う。
それをわきまえないと苦しむことになる。
「理解し合えるはずなのに出来ない」と。
でも、全く違う存在なのに
似ているところを見つけると
なんだかほんとに嬉しくなる。

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