見出し画像

オープンダイアローグがひらく精神医療 斉藤環

オープンダイアローグがひらく精神医療 https://www.amazon.co.jp/dp/4535984654/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_nH4kEbWKVQNM6

オープンダイアローグの原則(簡略・医療版)


・2人以上の参加
・開かれた質問と、必ず答える人
・今を大切に、複数の視点
・幻覚や妄想と、異なる視点の接続・体験の共有、交換
・症状<独自の言葉、物語
・専門家同士の会話
・今の肯定的評価と今後の方針の意見交換
・透明性を保つ
・変化や改善は目的にしない
・不確実性を予め考えておく
・継続性・連続性の保証
・問題には事後的に対応。背景と過程に関心を持つ。

個人的には、あとがきの「幻想(ナラティブ)の力」という言葉に関心を持ちました。

村上春樹さんは、「ナラティブ」を物語(「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」)としていて、二人のナラティブはどこまで同じでどこから違うのかな、と思いました。