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不合格でも失敗じゃない

本日のキャリアセミナー、とてもとても熱い方のお話が聞けた。

わたしはこう見えて意外と熱いので熱い人が大好きだ。

赤い炎、青い炎タイプがいるが、今日の登壇者の方は赤い炎だった。

数々の挑戦をしてきた登壇者の方に
「負の感情に怯えず、挑戦し続ける秘訣は何か」
という質問が出たとき、

「挑戦した先に得られる幸福感の虜になっている」

と彼は答えてくださった。

「カッケェ〜」と思わず口にした。
ミュートだからバレていない。

挑戦しまくる人にとっての挑戦はなんのハードルでもなく、純粋にやりたいからやっているのだろう、と感じた。

と同時に、「やりきること」が大切だとおっしゃった。

では、何をもって「やりきる」の なのか?
そこでファシリテーターの菅さんが言う。

目標を達成するための手段は全てやる、ということが一つの指標になる」と。

「やりきる」というのは他人から決められるものではなく、自分自身で納得することなんだなぁと。

いくらまわりに「やりきったの?」と言われても自分が「やりきれた」と言えたらそうなのだ。


少し話を変えよう。

私は最近文字通り狂ったように山Pにはまっている。
昔から好きだったのだが、インスタ開設で熱再燃。
DVDや雑誌に貢ぐことが #おうち時間 の楽しみである。

さて、そんな山Pが先日のインスタライブで「好きな言葉はなんですか?」と聞かれ「Never give up」と答えていた。

これだけ聞けば、ありきたりな、と思われるかもしれないが、私はそのあとの言葉でさらに山Pに惚れることになる。

諦めなければ失敗にならないからね

といったのだ。サラッと。

「夢は叶う」ではなく。

「諦めなければ夢は叶う」
これはある種の常套句であり、綺麗事だと感じながらも多くの人が使い続ける言葉である。

いくら諦めずに頑張ったって叶わない夢など死ぬほどあるのに。

だから山Pからこの言葉が出てきたとき、めちゃくちゃ感動して思わずメモに残した。

(山Pはただのイケメンではない、青い炎を燃やすかっこよさがあるから虜になっているのだ。)



さて、話を戻そう。

「目標を達成するための手段を全てやることで『やりきり』につながる」

「諦めなければ失敗にならない」

この2つの言葉がわたしに刺さったのは、これらが自分の過去の経験に当てはまっていると感じたからである。

わたしは大学受験で第一志望校に落ちた。

(今通っている大学が大好きなので、今となってはなんの未練もない)

わたしは人生であれほど勉強したことはないというほど、あの頃の時間を全て勉強に捧げて、できることは全てやった。

でも落ちた。

正直センターの判定時点で怪しかったのだけれど、それでも諦めたくなくて第一志望校を受験した。

諦めなければ夢は叶うなら、第一志望に受かるはずなのだが、現実はそうではなかった。

でも、自分のできる全力を尽くしたその結果が、「不合格」であるとすぐに腑に落ちたのだ。

それは、諦めなかったからであり、できることを全てやったから。

だから、この経験は「失敗」にはなっていないのだ。

諦めなかったからといって「夢が叶った」わけではないが、「やりきった」からこそ、自分はあの経験を失敗だとは微塵も思っていない。

じゃあ、そんな経験をして入学した大学で、同じように何かに全力で取り組んだか?と聞かれるとパッと思いつかない。

大学に入ってからのわたしはなにかをやりきっただろうか?

今日の話でまた目を覚めさせられた。

キャリアセミナー、「楽しい大人に会う」がコンセプトだけど、毎回自己分析にも繋がる最高の時間である。

ここ最近のnoteが自分語りになってしまっているのはご容赦ください。



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