見出し画像

2019/09/23 福浦和也引退試合所感

昨日(2019年9月23日)はマリンへ。福浦和也引退試合! TEAM26のweb予約開始の日、なんとかチケットを確保できた次第。

最後のファーストライナー・ダイビングキャッチ、私は一瞬何が起こったのか解らなかったです。が、打球に飛びついた先生ではありませんが(足元にも及びませんが)「体が勝手に動いて」、ウイニングボールを掲げる先生の姿を撮っていました。ブレブレでしたが。

画像1



──福浦和也という人、持っているというかなんというか。
謙虚、温厚、忍耐、継続、控えめ……そんななかにも「豪胆さ」のみならず、狂気じみた引き寄せの強さすらも感じる。

1993年のドラフトでは最後に指名された。
昨年・2018年の二千本安打は、本拠地最終戦の実質最終打席で達成された。
そしてこの日・2019年の引退試合では、自らの守備で試合を締めくくり、有終の美を飾った。



打つほうは4タコだったが、これも高く評価されていた一塁の守備で、最後の最後で輝いて魅せた。

(卍固めや延髄斬りといった一般層にも浸透した像というよりは、やや渋めの、少し視点を斜めに寄せたコブラツイスト──しかもグラウンドコブラだった、アントニオ猪木の引退試合を思い出した)

彼の前を打つ中村奨吾が凡退していなかったら、福浦和也につなげられたら、ほかの展開が観られたかもしれないし、チャンステーマもさらに場内に鳴り響いたかもしれない
──いや、タラレバは言うまい。

画像2



自らの現役最終試合で、9回に劇的な同点ツーランを放った井口監督は「野球の神様はいる!」とコメントしたそう。それも実感がこもっている。

どうしてもわかりやすく華やかな「打」では最後魅せられなかった。
されど、こんなの誰も予想できないよな、っていうシーンを引き寄せた。
井口資仁に勝るとも劣らないインパクトを示せた!



何はともあれ、福浦選手、26年間、本当にお疲れ様でした。
千葉の誇りです。
野球観戦は今季はたった2回。だけどこの日ばかりは是が非でもと思っていました。

画像3

あのバッティングフォームはカッコ良かった。
(5年ほど前、上野のバッティングセンターで自己満でマネしたことあります(笑))

次代の大打者を育ててください。
ありがとうございました。

画像4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?