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企画展「CALENDAR ROOM」を終えて

11/28(木)〜12/1(日)に吉祥寺のギャラリーイロさんで開催された
企画展「CALENDAR ROOM」に参加させていただきました。

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50名以上の作家さんのオリジナルカレンダーを展示販売する企画で、
私は「色でたのしむ あんこカレンダー」を制作しました。

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私にとって、カレンダーってなんだろう?

そんな疑問から「色でたのしむ あんこカレンダー」は生まれました。

機能面だけを考えたら、今の時代スマホのカレンダーだけで十分なはず。
それでもわざわざ部屋にカレンダーを飾る意味って、なんだろう。

それはきっと「毎日を楽しむため」なのかな、と。

飾っているだけで気分が少し上がる。
毎月めくるたびに心が躍る。
そんなカレンダーを作りたいと思いました。

季節に合わせたあんこ菓子とともに、心地の良い見開きの配色で
ぜひ季節の移ろいを楽しんでいただければと思います。

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当日は想像していたよりもたくさんの方々にご購入いただきました。
来年1年間をともに過ごすパートナーとして、私のカレンダーを選んでいただけた事はこの上ない喜びです。
ご購入いただいた皆さま、気にかけてくださった皆さま、企画運営でずっと支えてくださったイロの前田さん、本当にありがとうございました。

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今回、私の絵の質感に興味を持っていただく方が多く、驚きました。
デジタルかアナログかわからない、と。
カレンダーの絵はすべてiPadで描いた完全デジタル絵なのですが、会場で「この絵は版画ですよね?」と問い合わせてくださった方もいらっしゃったようです。

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普段からブラシやテクスチャでザラつきを出すなど「デジタル感」を抑え「アナログ感」が出るよう工夫をしていましたが、質感の良い紙に出力する事でよりその魅力が引き出される事がわかりました。これは、ディスプレイ上で見ているだけでは気付けなかった、大きな発見です。

デジタル絵と紙の可能性をもっと探りたくなったのと、今回のようにもっと直接お客さんの反応を見たいと思ったので、来年は個展をしてみたいな!
有言実行できるように、さっそく展示テーマを考えてみます。

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今年イラストレーターとして本格的に活動を始めて、初の展示となった今回の企画展ですが、本当にたくさんの気づきがありました。
ギャラリーイロさん、改めまして素敵な企画に参加させていただきありがとうございました。
そしてご購入いただいた皆さま、数ある素敵なカレンダーの中からあんこカレンダーをお選びいただき本当にありがとうございます。大好きです。


(展示風景写真:ギャラリーイロ前田さん)
(作品写真:今野志保)




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