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京都の話

ただ、京都の話をしていた。京都に行きたいとか、京都の友達に会いたいとか、そんな話。

そして自分のこの3年間くらいを、思い出した。涙が出てきた。いろんな感情が込み上げてくる。わたしの3年間、あなたの3年間、誰かの3年間…

色々県外には行ったし、なんやかんやと旅行には行った。でも、京都には実は行ってない。大好きな友達にも、ずっと会ってない。この3年間で、友達は子供を3人産んだし(双子ちゃん)、ある子は人生の岐路に立っている。
みんなの人生が進んでいる。わたしもそう。
でも、大好きな友達のそばにいたかったな、ずっとは無理なんだけど、わかっているけど、年に一回くらいは、京都に行ってるはずだったんだよな。

それと絡めて、自分の仕事もどんどん変わっていった。部署も変わったし、コロナの対応もした。勿論、医療者でない人たちの仕事も様変わりしたと思う。
何度も何度も もう辞めたい と思った人たちもいたと思う。それでも踏ん張るその人たちは、本当にすごいと思う。頭が上がらない。わたしなんて、本当にちっぽけだ。


今、わたしは京都に行く計画を立てている。大好きなひとたちに会うために。もう限界!なんてわたしが言っていい言葉ではないのかもしれないけど…

私もちょっと、甘えてきていいですか。
涙が出そうな夜があってもいいですか。
自分の仕事、頑張ってるね、と少し甘やかしてもいいですか。

自惚れず、自分がやるべきことをしっかりやる。
わたしがわたしを嫌いにならないように、しっかり生きる。
誰かにとっての大切な人を、わたしたちは精いっぱい看護するのだ。

なんてことを、ぶわっと書いてみた。


ものすごーーく胸がチリチリする。
このチリチリはなんのチリチリなんだろう?
なんとなくわかる気もするし、わかりたくもない気もするし、言葉にしたい気もするし、したくない気もする。選べることは素敵なことだ。
自分の弱さを痛感する。
でもそれも自分。
しっかり生きるぞ!えいえい オー!

オチなし。おしまい。

大学生のとき 三条商店街にて

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