[備忘録]2/27 七事式

  1. 且座

  2. 貴人清次付花月

1.且座

  • 水屋で回した折据で、全ての役が決まるため、席中では折据は回さない。役割は、月;半東=薄茶他、花;亭主(東)=濃茶、一;正客=香、二;次客=花、三;三客=炭となる。

  • 実際には、東の所望に従って次客;花→正客;香→三客;炭と続き、東;濃茶→半東;薄茶と動く。

2.貴人清次付花月

  • 貴人の座には繰り上がらない。

  • 次に点てる茶碗が貴人茶碗か次茶碗かを決めるために折据は一つ先に回し、役を決めることになる。最初に折据を回す際には平花月では花しか名乗らないが、貴人清次付では月・花が名乗る。

  • 仕舞花の役回り(貴人か次か)によって役の茶碗ではない茶碗を仕舞う際には湯を茶碗に入れて空けてから水で茶筅通しを行う。貴人が仕舞花であれば貴人茶碗は湯を入れずいきなり水のみ入れて清茶筅の茶筅通しとなり、次茶碗に湯を入れて空けて次茶筅の茶線通しとなる。次が仕舞花であればその逆となる。

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