[備忘録]5/21 貴人点

①貴人点濃茶 丸卓

②薄茶 (槍の鞘)

※雲龍釜の蓋は掻き立て鐶の突起を手前にして切っておく。蓋置に置く時も同様に突起を手前にする。茶巾を置く時に初めてふくだめで突起を奥に押し倒す。茶巾を取る時には突起を挟むように持ち、手前に倒す。以下同様。

※棚に仕覆を置く場合、基本的に上板が円形のときは棗の前、方形のときは棗の左前に置く。

※高坏の持ち方は、柄を左手で握り込み、右手は杯を指先で支える。正客(貴人)には正対せず、斜めに座り、左手も右手同様に杯に添えて正客正面に出し、ひと膝下がって一礼。茶道口でも座って菓子を勧める。

※槍の鞘建水の仕組み方は、吹貫の蓋置に柄杓の柄を通す。柄杓の合を建水の縁にかけず、落として建水を上から左手で横に持つ(建水を動かす場合も同様の持ち方)。点前座に座ったら、左手で蓋置と柄杓を同時に持ち、正面で鏡柄杓。柄杓から蓋置を右手で抜く。

・五月雨の 空もとどろに 郭公 なにをうしとかよただなくらむ(古今集・紀貫之)

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