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【キャリアチェンジ】今の会社のどこにモヤモヤするのか?を考えてみた

キャリアチェンジまでの記録としてこのnoteを始めたくせに、最初の記事以降全然書けていませんでした。
ぼちぼち本業から離れて何にチャレンジするか、考え始めようと思います!

ちょっと今日は、「そもそも何で本業に違和感を覚えたんだっけ?」を掘り下げて整理したい。
大きく、業務的に好きになれない部分と、組織の文化的に合わない部分と2つに分かれると思っています。
今日は後者について書こうと思う。ちゃんと言語化して整理して、「うん、やっぱりここから離れなければ!」と決意を新たにするのがゴール。

入社したきっかけ

私は、大手メーカーに新卒入社しています。
この会社に入社したきっかけは、よくありがちな「そこからしか内定が出なかった」から。笑
ただ、選考を通じて社員さんと会うたび、いい人だなーと思うことが多く、内定をいただいた時は飛び跳ねて喜びました。

あとは、学生時代はどうしても「大手=勝ち組」みたいな思考が私自身にも周りにも根付いており、周りから「あそこに決まったの!?すごーい!」と言われることに優越感を持っていたことも事実です。
これ、ほんとに日本の就活事情の悪だと思う。ここでミスマッチが起きることがほとんどな気がする・・。

最初の違和感

かなりの規模の会社を選んだので、それだけ事業部の数も職種の数も多い。それを決めるための配属面談では、「人事部門に行きたい」と言いました。
自分なりに自己分析し、私は「身近な人の支援をして、喜んでもらえることがやりがい」と感じるタイプなので、社外のお客様よりも自社の社員さんの力になる仕事の方に興味があったんです。

新卒採用担当の人事の方に希望を伝えると、ハハッと笑われました。
「いやいや、あなたは営業になってもらうつもりで採用したので人事はないよ笑 営業の方が合ってるよ。」
その時は、「私に営業の適性を認めて採用してくれたんなら従おう」と素直に受け止めたのですが、今思うと、もう少し私のやりたい気持ちを汲み取ってくれてもいいよなあ、と・・。
あれが一番最初の違和感だったかもしれません。

とんでもなく体育会系な営業部署への配属

人事の方の宣告通り、私はIT系の法人営業部門に配属となりました。
そこがもう、とんでもなく体育会系だった。
エピソードを挙げるとキリがないのですが、

・定時後、部長がパソコンをパタンッと閉じるのを合図に、オフィスにいる部員は全員荷物をサッと片付けて飲みに繰り出さなければいけない
(絶対に行かないといけないことはないのだけど、無言の圧力というやつ)

・マジで飲む。焼肉→寿司→カラオケ→締めのラーメン→タクシーで2時に帰宅、みたいなのが当たり前。曜日は関係なく、多いと週3とか4とかの頻度。

・年次が一番下の部員がすべての場を取り仕切る。お店探し、先輩のドリンクの注文、会計、次のお店の手配・・・。
グダグダしてしまい、うまくできないと下から2番目の年次の部員が怒られる(お前のしつけがなっとらん!的な)。

入社直後からこういう洗礼を受け、衝撃を受けながらも何とか乗り越えました。おかげで幹事スキルはめちゃくちゃ上がったと思っている。
(あれ・・?飲み会系の話ばっかりになってる・・・笑)

こういう飲み会や上下関係の厳しさがしんどかったのもあるんですけど、飲み会の中で「で、お前は将来どんな営業になりたいんだ?」と聞かれることがほんとに多かったんです。「どんな仕事?」ではなく、「どんな営業?」。営業以外、なんならこの部署以外の仕事は選択の範囲になかった。
この部署で一人前の営業になる、以外のキャリアステップが与えられないこと。そしてそれが嫌だと伝えられない「村社会」的な雰囲気がとてつもなくしんどかった。
SHEでよく聞く、「心理的安全性」は皆無でした。

違和感を違和感と思わなくなる恐怖

入社1年目からかなりの違和感やモヤモヤを感じていたけれど、私は恐らく無駄に辛抱強く、またそれなりに適応力があるのでしょうか。
本当はやりたくないけど、組織から求められている私の役割というのが何となくわかるので、その通りにふるまっていたら、「まあそこそこ使えるヤツ」みたいなポジションに落ち着き、気づけば5~6年目の中堅社員になっていました。

これくらいの年次になると、私より後に入社した後輩たちが増えてきます。かつての私と同じように飲み会に連れ回されたり、「お前は将来どうなりたいんだ」攻撃を受けていました。
が、私より後に入ってきた子たちって結構自由な子が多くて。「飲み会嫌なんで帰りまーす」って普通に帰ってったり、「ゆくゆくは転職して違う仕事したいっす!」って上司に言ったり。

こういう後輩を見ていて、「一番下なんだからもっとこうふるまうべき」「私が新人の時はもっと頑張った」「あの子はうちではやっていけない」と思ってしまう自分がいたんです。
村社会な組織に違和感を感じて、嫌だ嫌だと思っていたのに、知らず知らずのうちに私も部署の文化に染まってしまっている、と気が付きました。
一種の呪いというか、洗脳というか。違和感を違和感と思わなくなる恐怖を感じました。

やばい、ここにいちゃいけない。
ここにいたら、この会社でしか通用しない人間になってしまう。


この環境から抜け出してどうしたいか

はい、ここまで書いてみて、やっぱり環境を変えないといけないなと改めて思いました。
育休をとって職場から離れていると、どうしても記憶や感情が薄れがちだったから、整理してよかった。

環境を変えるなら、違いを認め合って、尊重し合える場所に身を置きたい。
みんな違う強みがあって、考え方も違う。その個性を本当に理解してもらえない限り、心理的安全性というのは生まれないのだな、と思いました。

さて、明日は私が入会しているキャリアスクール「SHElikes」の大きなイベント、シーアワードがあります!
日頃交流させてもらっているシーメイトさんからたくさん刺激を受けて、ここから行動していく活力を得たい!

イベント参加を経てどう感じたか、何が変わったかも改めて振り返りたいなと思います。

読んでくれてありがとうございました♪


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