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【エッセイ】ジェフベック

今年のはじめ、
1月、
ジミヘンとセッションをするためにジェフベックが旅立った。

あの日は出張に行く日で、朝そのニュースを聞いた。
突然すぎてなかなか理解できなかった。
三大ギタリストの中では一番活動しているようにも見えていた。
まさか体調を崩されていたとは。

今年を振り返ると、こういう年だったように思う。
いくつもの訃報を聞いた。
私の場合、特に音楽関連での印象が強い。
海外もそうだが、国内でも多かったように思う。
いくつものビッグネームが天国に引っ越しした。

そして、仕事関連でも。
つい前の週に打ち合わせをしていた方。
本当に突然のこと過ぎてなかなか整理できなかった。

そういうことがあって「生きる」ことの考えさせられる年だったようにも思う。
健康を意識するということはもちろんだ。
ただそれ以外でも、事故だったり、事件だったりというのもある。
自分ではどうすることもできないことだってある。
それを考えると、やはり1日1日を丁寧に生きることしか無いのだなと思う。
それを学び、2024年に繋がる1年だったように感じる。


ジェフベックが生み出す新たな作品にはもう出会えない。
それは悲しいことである。
ただ、彼が残した作品は数多くある。
それらは生き続ける。
これは素晴らしいことだ。
私がまだ出会っていない作品もある。
その世界でこれからもジェフベックと会うことはできる。
実際私はあのニュースの後、DVDを2作購入した。
年明けの休みにもう一度ゆっくりと視聴しようかな。

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