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好き嫌いは裏側による

何となくそういう気がする。
表側というのはよくわからない。
何となく楽しそうで好意を持っているように見えても、
人は嘘をつくし、気をつかうし、演技をする。
そういうところがあるからいまいち表側は信用できない。

そういう時、裏側を想像する。
この場合の裏側とは、自分がそこにいない場面のことだ。
自分と別れた時、自分がその場を離れた時、自分が居合わせなかった時。
その時にどういう状況になっているかを考えてみるということだ。

これはある特定の人でなくても良い。
グループだったり、チームだったり、組織だったり。

自分がそこにいないとき、どういう状況になっているのか。
寂しがっているのか、早く会いたいと思っているのか、戻ってきて欲しいと願っているのか。
それとも、ほっとしてるのか、バカにしているのか、陰口を言っているのか。

もし自分がその人、グループ、チームだったりを好きなのだとすれば、
きっとポジティブな想像をするはずである。
いや逆かもしれない。
ポジティブな想像をできた時、その人、グループ、チームに好意を持っている。
そう考えることができるかもしれない。
反対にネガティブな想像しかできない時は、嫌気を持っている。
そして何も想像できない時は、無関心である。
何となくそういう気がするのだ。

家族、兄弟、友人、お付き合いしている人、お付き合いしたい人、同僚、仕事のチームメンバー、会社、趣味のコミュニティ、バンドメンバー、コンビニの店員、書店員、電車でよく見かける人、お金を貸しているあの人、歯科助手の方、いつもお世話になっている風俗嬢、SNSでしか知らないあの人、明日会う予定の昔の知り合い。

想像してみれば色々ある。
3割くらいは好意、
2割くらいは嫌気、
そして5割くらいは無関心。
そんな感じだろうか。

その相手、グループ、チームがどうこうと言うわけではない。
あくまでも自分の感情的な都合なのだ。
何かに余裕がなければ嫌な想像をしてしまう。
それによって嫌な感情が生まれてしまう。
そして嫌いと判断してしまう。
何かが変わればポジティブな想像をはじめる。
そうすればまた好意に変わる。
そういうことが頻繁にあった。
結局のところ都合よく好き嫌いは変わっている。
そういう気がする。

さて究極の裏側は、
この世を去った時ということになるのかな。
その時、なるべくポジティブな想像ができる関係性を心がけたい。


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