タイの旅行者向けSIMを現地で買ったら安くて快適だった
要約
2023年8月にバンコクのセブンイレブンでSIMカードを購入し、iPhone SE2で使用。価格は49THB(約200円)。設定不要ですぐ使える。速度的にはYouTubeもストレスなく見られるレベル。本記事は、その買い方と使い方を説明する。
前提条件
スマホがSIMフリーであること
パスポートを持っていること
買い方
セブンイレブンでは上の写真のようにSIMカードが売られている。たくさん種類があり、速度や容量、有効日数などが異なる。自分は左上の15Mbps/7GB, 7日間有効のSIMを選択した。1週間程度の旅行であれば、このSIMを推したい。
下段のSIMはタイからよその国(カンボジアとか)に行って使うためのものなので間違えないように注意されたい。
棚は施錠されているので、店員さんに開けてもらって購入する。会計時にパスポートを提示する必要があるので注意。レジでSIMをアクティベート(有効化)してもらえるので、あとはスマホに差せば使える状態になる。
使い方
あとは、一般的なSIMの入れ替え方法にしたがって交換すれば、特にプロファイル設定などせずとも使える。交換作業のポイントを3点挙げると、
カフェなど、WiFiのある屋内で落ち着いて作業すること。風で飛ばされるとかの事故を防ぐ&作業中わからないことがあってもWiFiでネットに繋いで調べられるため。
SIMトレイを開ける先の尖ったものを確保すること(つまようじ、クリップなど)
SIMは自分のスマホに適合するサイズに切り取って使う。切り取り線が付いているのでハサミは不要だが、壊さないように慎重に作業する。
なお、使う機会は少ないとは思うが音声通話も可能である。パッケージの上部に記載の10ケタの番号が電話番号となる。
良い点
その1. 安価
日本からWiFiルータを借りて行くと、500-1000円/日くらいかかるが、このSIMだと約200円/7日で済む。とても安いので気軽に使うことが出来る。
その2. 街中のWiFiスポットがかなり使える
現地SIMを差していると、4Gや5Gの電波を拾うだけでなく、自動でキャリアの提供するWiFiに接続してくれるようになる。バンコク都市部のカフェ、ショッピングモールはWiFiが使えるところが多く、容量の節約になった。WiFiのないところでビデオ通話し続けるとかでなければ、容量が足りなくなることはないと思う。
その3. 高速
自分が購入したのは15Mbps制限のSIMだったが、YouTubeもストレスなく見られた。店頭では速度無制限の5GのSIMと一緒に並べられているので、「15Mbps版は遅いのかな?」と心配だったが、十分高速だった。
その4. 難しい設定がない
前述の通り、私の場合プロファイルもWiFiも特に設定が必要なかった。ただし、プロファイルはAndroidだと必要になる場合もあるようだ(参考 https://asamin-blog.net/archives/691 )。
まとめ
現地SIMは旅行の事前準備きっちり派には不安要素も大きいが、のんびり派には有用な選択肢となりうる。非常に安価かつ高性能なのでオススメ。
(本記事は2023年8月の情報です。実際に試す際は自己責任でお願いします。)
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