好きじゃないのに続けること

ランニングは好きじゃないけど定期的に続けてる。

ランニングが好きじゃない理由、まず第一に普通にキツイ。そして時間がかかる。
キツイことが長く続くことがわかってるのに、そのために時間を使わないといけない。普通にめんどくさい。

第一に、と書いたけどランニングが好きじゃない理由はこの段落がすべて。キツくて長くてめんどくさい。これがすべて。

じゃあゆっくり景色を楽しんでゆっくり走ればと思うけど、もっと時間かかるじゃんね。あとゆっくり走ると強度が足りない。ウォーキングに毛が生えたくらいじゃ運動とは感じられない。運動とは感じられないことに時間を使いたくない。時間使うなら運動したと感じたい。

キツイことに時間を使うのが億劫、キツくないことに時間は使いたくない。
哲学だ。
高校の倫理の先生が言ってたウサギと亀の話。少し早くスタートした亀、あとからスタートしたウサギ、ウサギが亀に追いつくまでにはどんなに遅い亀でも少し進んでるはずだからウサギは亀を追い越すことが出来ないという話。この話には全然似てない。

毎回この葛藤が起こるけど結局は前者が勝つ。なぜなら強度の高いランニングを終えた後にやってくる「今日はしっかり運動した」っていう満足感、体力の低下を防げた感、むしろ少し向上してるんじゃないか感、ご飯好きに食べてもいい感、下半身の筋トレにもなってる感を得られるから。それを知ってるから。

問題なのはこれらがすべて強度の高いランニングを終えないと得られないこと。だから始めるまで億劫に感じるんです。
ただ、もしこれらが始める前に感じられるとしたら、俺は感じるだけ感じてランニングしない気がする。なに言ってるかわかりますか?わからないならいいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?