勉強会の最適解を見つけたかもしれない。
昔から小さい規模(5人〜10人)の勉強会はちょいちょい開催してたのですが、なかなか「この勉強会開催して良かった…!」と思える事が無くて。
もちろんそれなりに楽しいのですが、手応えがないというか…
さーっと発表して「勉強になりました〜」で終わるというか…
なんというか、そう、やっぱり「手応え」がなかったんですよw
どうやったらみんなが満足感のある勉強会ができるかなぁ…と色々考えていたのですが、最近社内で勉強会やってみようかというタイミングがありまして。
試しに今まで考えてた事を試してみたら、結構いい感じになりつつあるので(まだ勉強会は継続中)noteに書いてみようと思います…!
■ どうやったらみんなが満足感のある勉強会ができるのか?
過去に自分が参加した勉強会で「お、これは楽しい(良いなあ)」と思ったポイントを思い出しつつ考えてみました。
① ワークがある
今まで参加した勉強会って座学(とか、有名な人が一方的に話すやつ)が多かったのですが、終わった後の「勉強した…とは思うけど身についてるのかなあ…」感が半端なかったんですよね。
とある勉強会で座学の後にワークがあるやつに参加したのですが、これがめちゃくちゃ楽しくて。満足感がすごかった。
インプットした直後にアウトプットするのってすごい効率的だなーと思ったんですよ。学んだ情報の鮮度が高いうちだったらアウトプットもスムーズですし。なので、自分が勉強会をやるなら絶対ワークを入れようと思いました。
② 1時間以内で終わる
この後に書いてある参加人数にも関係してくるのですが、勉強会って1時間がちょうど良いなあと思ってまして。
何がちょうど良いかというと「ものたりない」んですよね。1時間って。
あーーーーーーーもうちょいこの空間を楽しみたいなあ…と思う辺りで終わるのが、最高のタイミングだなと。
※ただ、これは受ける側の熱量にもよるのかも。
例えば講師がめっちゃ有名な人で受講生はその人のファンとか。
あくまでも、社内で勉強会をやった場合と思っていただければ…!
③ 少人数(4〜5人)
ワークがあるのでファシリがカバーできる人数じゃないとキツイですよね。
プロの講師とかでしたらもっと大人数でも相手にできるのかなと思うのですが、自分たちがやるとなると4〜5人が限界かなあと。
あと、社内の勉強会を運営する視点からすると全員のスケジュールを調整したりするのもこれくらいの人数の方が楽ですね。(ウチの会社は会議が多いので全員のスケジュール合わせるのが大変という…)
さっき書いた「1時間以内で終わる」に繋がるのですが、ワークありで1時間で終わるという観点からも人数はこれくらいなのかなと思います。
④ みんな同じスタートライン
これは自分が一番大事にしたかったポイントというか。
特にワークがある勉強会の場合、スキルの差が大きいとスキルが低い人がのびのび出来ないと思うんですよね。足引っ張ったら嫌だなあ…みたいな。
せっかく学ぼうとして勉強会に参加してるのに、楽しめないってなんか違うなと。わからないことは何も気にせず「自分、わからないッス」と言える状況を作ることが大事だと思いました。
⑤ 終わりを決める
社内勉強会って定例化する場合が多いと思うんですよね。
隔週でこの曜日にやりましょうとか。
それはそれで定期的に学ぶ時間を作れるので悪くはないのですが、今回はあるツールの使い方を学ぶ事が目的だったので、なんか違うなあと。
だったら、最初から「最終回」を設定した方が楽しいんじゃなかな?と思い、終わりを決めました。
実際に作ったスケジュールがこちら。
参加者から「この機能がわからない」「これを学びたい」という項目を書き出してもらいました。そして、最終回には今までの学びを統括できるワークをやってみようと。(まだ最終回どうしようか悩み中)
⑥ みんなが無理をしない
有志での集まりだし、とにかく楽しく参加して欲しいと思ったので、無理のないスケジュール(隔週開催)で開催しようかなと。
あと、仕事が忙しくなったり、プライベートでどうしても外せない用事が出来たり…絶対あると思うんですよね。
なので、そういう時は積極的に参加者が「リスケしましょう〜」と言える空気感にしたいなあと。
***
■ 実際にやってみて
それでは実際にやってみた時のお話を。
今回、社内の有志を集めて「Figma」の勉強会をやってみました…!
詳しい勉強会の内容はkyomiya先生のこちらを…!
「Figmaガチでわからない」者同士で勉強会を開いたら、メリットだらけだった話
① 勉強会のコンセプトを作る
まず、どんな勉強会にしたいかをkyomiyaさんとブレストし勉強会のコンセプトを固めました。
このコンセプト…めっちゃ重要でした。
この勉強会は誰向けなのか・目的・ゴール・具体例としてこんなこと勉強したい…みたいな内容を明確化することで、スムーズに周りに理解・巻き込むことができました。
② 参加メンバーをリクルーティングする
同じレベルのFigmaスキルの人をリクルーティングしたい…のですが、これが結構難しくて。「この人はこれくらいFigmaを使える」ってわかんないんですよねw
Figmaの勉強会やろうかなーとSlackに投げて、反応してくれた人の中から個別に連絡をとってどれくらいのFigmaスキルか聞いて…と、ここが一番大変でしたw
③ 開催、そしてアンケートを取ってみた結果…!
今回noteに書いてみようと思ったので、参加者のみなさんに匿名でアンケートを取ってみました。勉強会はみんな楽しくやってるし大丈夫だよね…と思いつつドキドキしながら結果をみると…
やーーーーーーこれはめっちゃうれしい…!!
いろいろ考えて開催してよかったーーー!
もしかしたら今回たまたま良い感じになっただけかもしれません。
でも、今までにないくらいの手応えがあったのも事実でした。
勉強会やってみたいけどどうしょう…という方の参考になれば嬉しいです!
ではでは!
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