Shelly's

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ハーブやアロマを中心に、好きなものを・・・そんな視点でのんびりと書いていきます。 https://www.instagram.com/shellys.herballife/ https://www.shellys-herballife.com/

最近の記事

香りたい絵画 -聖アントニウスの聖パウロ訪問/グリューネヴァルト-

「この世界を香ってみたい。」そんな気持ちで、実際に描かれている草花をヒントに精油をブレンドしてその場面に香っていたかも知れない香りを表現するシリーズ。 今回は聖アントニウスの聖パウロ訪問をブレンドしてみました。 絵画の香りをブレンドしてみようと思ったきっかけと過去の記事はこちら↓ ハーブの効能から見たこの絵画についての記事はこちら↓ イーゼンハイム祭壇画と聖アントニウス修道会 宗教画では、ある時代に多くの画家により積極的に繰り返し描かれる主題があって、多くの場合、その主

    • 香りたい絵画 -プリマヴェーラ-

      春になると思いだす絵画。 その名も『プリマヴェーラ』イタリア語で春という意味だそうです。 「この世界を香ってみたい。」そんな気持ちで、実際に描かれている草花をヒントに精油をブレンドしてその場面に香っていたかも知れない香りを表現するシリーズ。今回はプリマヴェーラの香りをブレンドしてみました。 絵画の香りをブレンドしてみようと思ったきっかけと過去の記事はこちら↓ 【プリマヴェーラ/サンドロ・ボッティチェリ】 初めて見た時の感想は・・・ なんだか騒がしい絵だなっといった感じ。

      • ハーブで深読みする絵画 -聖アントニウスの聖パウロ訪問/イーゼンハイムの祭壇画-

        描かれたハーブの効果・効能から見ていくことで描かれた場面をもっと深堀りしていくシーリーズ。 【聖アントニウスの聖パウロ訪問/グリューネヴァルト】 宗教画では、ある時代に多くの画家により積極的に繰り返し描かれる主題があって、多くの場合、その主題はその時代背景を受け選ばれ好まれ描かれている。 中世末期、ドイツ・ネーデルラントを中心として、「聖アントニウスの誘惑」という主題が流行した。 この主題が積極的に描かれた理由は、“聖アントニウスの火“と呼ばれる疫病が中世を通じてアルプ

        • 絵画と香りと植物と

          今回は遅ればせながら自己紹介を・・・ 既に公開している記事にも書いていますが、 幼い頃から西洋絵画が好きで、絵画に描かれる場面の内容をもっと知りたくて、世界史を学んだり、神話や聖書に出てくる物語も積極的に学んだ。 学ぶというより「調べもの」をしているイメージ。 難しい知識を得ようと頑張っているというよりは、描かれているコトやモノの意味や意図を知るためにヒントを調べに本に向かう。 背景を知ると描かれた絵はその前の場面やその先の風景まで見せてくれる。 それが面白くてたまらなか

        香りたい絵画 -聖アントニウスの聖パウロ訪問/グリューネヴァルト-

          ハーブで深読みする絵画 -オフィーリア-

          幼い頃から西洋絵画が好きで、絵画に描かれる場面の内容をもっと知りたくて世界史を学んだり、神話や聖書に出てくる物語も積極的に学んだ。 背景を知ると描かれた絵はその前の場面やその先の風景まで見せてくれる。 それが面白くてたまらなかった。 前回の記事に引き続き題材はオフィーリアで。 今回は描かれたハーブの効果・効能からこの場面を深堀。 西洋絵画を見る時、描かれている場面を把握するためにキーとなるものが「アトリビュート」や「シンボル」だ。 「アトリビュート」はその絵画に描かれてい

          ハーブで深読みする絵画 -オフィーリア-

          香りたい絵画 -オフィーリア-

          幼い頃から西洋絵画が好きで、絵画に描かれる場面の内容をもっと知りたくて、世界史を学んだり、神話や聖書に出てくる物語も積極的に学んだ。 背景を知ると描かれた絵はその前の場面やその先の風景まで見せてくれる。 それが面白くてたまらなかった。 昔から変わらず好きなものの中で絵画以外に『香り』がある。 「好きだから」とハーブや精油について学んでいるうちに、ふと、「絵画に描かれている草花の香りがビジュアルと一緒に香ってきたらもっと印象的で立体的に絵画の実際のサイズ以上の奥行を感じて楽し

          香りたい絵画 -オフィーリア-