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アニメ『あたしンち』のココがすごい
アニメあたしンちは1話につき5回は見ている、シェルです。
今回は、あたしンちファンの方に共感していただきたいテーマ。繰り返し観ることで気が付いた、アニメ『あたしンち』のすごいところを3つ紹介します!
① 短いセリフに性格の違いがよく現れている
「冬の開け閉め」という話。洗濯をしている母がベランダの扉を開けっ放しにしていて、みかんとユズヒコは震えています。みかんが閉めると、「洗濯をしているのがわからないの!?」と母は怒ります。
頑として扉を閉めない母に対し、みかんとユズヒコがこんな会話をします。
みかん「自分だけ寒いのがイヤなのかな」
ユズヒコ「開け閉めが面倒なだけだろう」
これって、みかんは「共感性」に注目していて、ユズヒコは「利便性」に注目しているのかな〜と考えられます。
男女の考え方の違いにありがちな、女性は悩みを共感してほしいけど、男性は解決しようとしてすれ違うみたいな。
二人が逆のセリフを言うっていうのは考えにくいですよね。
ちょっとしたセリフひとつとっても、これだけキャラクターのことを描き分けられるのはさすがです!!
「冬の開け閉め」より
https://youtu.be/21jn9K8LT98
② 大事なシーンで絵の描き込みが細かい
「サボテンは見ている」という、大好きな話のひとつ。
みかんがサボテンを買ってくるのですが、母は棘が刺さるという不安から、サボテンを避けるように扱っていました。しかしサボテンは綺麗な花を咲かせると知り、いつの間にか、買ってきたみかんよりもサボテンを大事に育てるようになります。
そしてラストのこの大事なシーン。母と娘の絆が垣間見えてほっこりするのですが、よーく見ると、母の目に小さな光が輝いているのです!
3回目くらいで気がついたのですが、感心するあまり声が漏れたくらいです。母の感情がよく現れていると思います。
まだ観たことがない方は、ぜひ本編をチェックしてくださいね!
「サボテンは見ている」より
https://youtu.be/i7KjpktVJBU
③ みかんがカラオケで歌う曲の歌詞は原作に忠実
ピュレなトマトが〜♪ お皿で飛びそうになって〜♪ カバ焼いている〜♪
と、こんな感じの歌が2曲流れます。話が見えないような歌詞で、この歌を初めて聞いた時、「時間がなくて適当に作ったのかな?」と思いました(ごめんなさい……)。
でも実はこれ、漫画「あたしンち」と全く同じ歌詞なのです!
この漫画に合わせて曲を作ったと考えると、製作陣のこだわりを感じられます。漫画を読んでて気が付いたとき衝撃を受けたのを覚えています。
「帰ってきなさいっ」より
https://youtu.be/DwjgtoHsegA
『あたしンち』はすごい
個人的にすごいと思ったことを3つ紹介しました〜!
ほのぼの系のアニメですが、こだわりがしっかりと詰まっています。表にはっきり現れているわけじゃないけど、そういう細かい描写や設定が、完成度の高いアニメにしていくんですね!
他にも『あたしンち』のココがすごい、という話がありましたら、ぜひコメントで教えてくださいね。
では、また次の記事で〜!
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