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触覚の情報量。

シェルハブ・メソッドのレッスンについて
「赤ちゃんとやり取りしながら進めます」
「対話です」
って表現することがあります。

まだ言葉を使わない赤ちゃんとの「対話」は
「触れること」です。

なかなか日常生活で意識しないですが、触覚の情報量はとても大きいです。
(河出文庫から出ているデイヴィッド・J・リンデン著
 『触れることの科学』、とっても面白いです。おすすめです。)

『触れることの科学』河出文庫

触覚は五感の中で
「唯一、遮断することのできない感覚」ともいわれます。

シェルハブ・メソッドの指導者講習では
赤ちゃんに触れる方法を、とても時間をかけて学びます。
ただ触り方にルールがあるというのではなくて
「相手の動きを感じられる触れ方」を学ぶのです。

触れている手を通して、赤ちゃんの動きを感じる。
そして触れることを通して「こんなの、どうですか?」と
赤ちゃんに新しい動き方を提案する。
赤ちゃんの反応を感じながら「そうですか、では…」と
また新たなご提案をする。

レッスンはそんな感じで進んでいきます。


オンラインでご相談を受ける機会があった時、よく初めに
「具体的なことは対面じゃないとお伝えできないのですが」
とお断りするんですけども
これも別にもったいぶってるわけじゃないのんですよ・・

「ほんとのところは又聞きじゃなくて、本人の話を聞かないと」
って感じなのです。
そして私たちにとって、赤ちゃんの話を聞く、というのは
触れることを通して
「いまこの子は、どんな動きをしてるかな?」
って細かく知っていくことなんです。


なので「ちょっと、うちの近所に来てください」
というお声がけ、とても嬉しいです!

今は岩手や福島、北海道の富良野にも伺っています。
旅が大好きなので、ぜひ、お気軽に。

(予約カレンダー https://calendar.app.google/17v9Z8t16j4Djd1q7 )

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