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四葉 としての今後の話 - ジルプリ加入 (後編)

これは JILL-PRINCE 加入にあたって現時点での四葉の状況等を書き記したノートです。後編単独で読んでも成立するものではありますが、より理解を深めたい方は 前編 をどうぞ。

🍀四葉 のやりたいこと とは?

以前から色んなところでちらほら書いてきたことではあるのですが、四葉の "自分自身が本当にやりたいこと" というのは本当に根源的な部分にあって、それ以外については割と何でも良い人です。

これまで、音楽に対してはリスナーとしてあらゆるジャンルを通ってきましたし、プレイヤーとしても各楽器を通じて色んなものを培ってきて、アズルマがしっかりと完了を迎えた今(今まで色んなバンドに関わり、自分のバンドも何個かやってきましたが -完結- 出来た初めてのバンドでした)
ある種、機が熟したというか、本当にやりたいことをやっていける時期がきたと考えています。

さて、私が音楽に対してやりたいこと というのは大きく分けて2つあります。

① 自分自身で完結した創作活動
=アーティスト=

私は "音楽家=アーティスト" としては 一曲一曲テーマを持って楽曲作り をしているのですが、基本的に作詞と作曲はある程度平行して作業します。

AIDEからV系を始めてこれまではその作業を "バンドで他の誰かが歌う事を前提に、受け取り手を想定した曲作り" として行ってきましたが、そろそろ自分が本当に作りたいものを自分自身のために創作したいと考えています。

これはもう、受け取り手や一緒にやるメンバーなどそういったしばりは一切関係なく、自身の中で これが作りたいから作る、ただそれだけ という自己満足かつ自己完結のものです。

言うなれば、今まではレストランの料理人的な立ち位置だったのですが、料理人としてではなく、自分が食べたいものを自分が食べるためだけに作る。けど作り過ぎちゃったからお裾分けしますね! という在り方でしょうか。

本来「芸術」という観点で見れば創作活動の在り方はこれが正しいものだと思っています。書きたいものを書き、作りたいものを作る。受け取り手を想定した時点でそれはもう商業主義なのです。

しかし、商業主義でないということは、この活動の優先順位は低くなり、とても遅々としたペースになります。
というか、主軸に据えてしまったらその時点で趣味の料理からレストランの料理に変わるので本末転倒なのです。

まぁ難しいことは置いておいて「ふーん?何か考えてるんだなぁ」くらいの感覚で一切の期待をせずに今後のお知らせを待っていてくれれば幸いです。


② 音楽というコミュニケーションツール
=ミュージシャン=

私は人生の殆どを音楽と共に過ごしてきたのですが、それでも正直な話 『音楽は無くても生きていける』と思っていて 『No Music No Life』自体には否定的な立場を取っています。

でもそれと同時に、ミュージシャンとして音楽がない人生ほどつまらないものもない と思っていて、例えば、人間は栄養剤の点滴だけでも生きていくことは出来るけれど、一切の美味しいものを食べないで生きていくということは文字通り "無味乾燥" だと思うのです。
(勿論、聴力に障害がある方にとって、音楽が聴けないことで点滴のみで生きてる、と言いたいわけではない点をご留意くださいね)

目が見えるからこうして文字の読み書きが出来、耳が聴こえるから音楽が楽しめる、それなら色んな形で楽しい方が絶対にいいじゃん!と。

その上で、音楽は "コミュニケーションツール" だと思うのですが、特に "バンド" は 楽曲 という共通言語を用いて誰かと音を楽しむ、その生の感覚=ライブ に何よりの醍醐味があると思っています。

私もやはり ① 自身の創作 とはまた異なる『誰かと 音 を奏でて、それをお客さんと共に分かち合い 楽 しむ』 という欲求を "ミュージシャン=演奏家" として抱いていて、これはAIDEの頃からずっと同じ感覚で、V系は特にお客さんとの一体感という観点でこれより楽しいジャンルはないと思っています。

この感覚がステージに立つ理由としては大きいのですが、個人的な食の好みとして、私はあれこれ色んな味を楽しみたいタイプなのです(そして自身が感じた 美味しい=楽しい を誰かと共有したいタイプでもあります)。

勿論、31のアイス で言えば『バナナアンドストロベリーとポッピングシャワーのダブルにワッフルコーン!』というコレだよコレ という組み合わせはあるのですが、そもそもアイスじゃなくて今日はクレープがいいんだよなぁ… いや今日はマクドでポテトにケチャップつけて食べたいんだ っていうその時々の色んな気分があるのです。

故に、今回のジルプリ参加は私にとっての "31 バナナアンドストロベリー" みたいなものというか。皆にも美味しく味わってもらえるクオリティの保証されたフレーバーを供給する場を設けたという認識です。

冒頭にも記載の通り、自分自身が本当にやりたいことは ① で完結してしまうので、 ジルプリも各サポートワークも私の感覚としては ② に当たります。
『本当にやりたいこと』はあくまで『自分のために自分の曲を作ること』であって、それ以外はパートに対するこだわりも外見に対するこだわりも特にありません。

私の目的はギターを弾くことでもベースを弾くことでも、♂の見た目になることでも♀の見た目になることでもなく、『音楽を通じて色んな人と楽しみを共有する』 = 『演者として"楽しさ"という"倖せ"をお届けする』ことにあります。その為であらば手段はなんだって構わない、寧ろ選択肢は多い方が良いと考えています。

なので、ジルプリには今回 私が「女形でベース」という形で必要としてもらえて、それが "バナナアンドストロベリー" として美味しくなるのであればそれはそれで良いや、との結論に至りました。

サポート中のGAM!さんも同じく、「女性Baの華やかさ みたいなものが欲しい」との意向だったので現状♀の見た目で出演させて頂いています。

(因みにAIDEもそう。メンバーからの♀推しが強すぎた結果。戦犯M)

と言った感じで、私は②の範疇であれば求められる以上こだわりはありません。

お客さんの中には パート(立ち位置)や見た目に対してこだわりを持っておられる方もいらっしゃるとは思うのですが、好きか嫌いかはともかくとして31も一回食べてみてよ、私は好きだよ。と言う感じですね。


🍀まとめ

今回、アズルマ完了からのジルプリへの加入 という私自身の大きな節目になったため、現在の立ち位置としてのマイルストーンとなるノートを書かせて頂きましたが、この2つのノートに渡る長い長い文章を要約すると

私には私のやりたいこと「① 自己完結・自己満足の音楽制作」
「② 音楽を用いたコミュニケーション」の2つがあって、
今後は1人の "アーティスト" として 創作活動をやっていきたい
けど、それは文字通り1人で完結してしまうもの。

私は "ミュージシャン" としても色んな人と 音 で 楽 しく関わりたい!
だから 色んな状況や環境を試す期間として、まずは半年間ジルプリをやります! その間もサポートとか他の活動も平行してやっていくけど、楽しむからには全力で!皆も一緒に面白いことをしよう!

という感じですね。

どうでもいい例え話だけど、"ドクターペッパー" は20種類以上のフルーツフレーバーなんだよ(混ざってしまえば Amaretto= 杏子の仁 が一人勝ちして、杏仁豆腐みが強いけどね)。
四葉 も色んなフレーバーというか、それぞれ趣の異なる4つの葉っぱで、出来上がったものが「四葉」っていうものを目指していくよ🍀

以上!

✒あとがき

すごいね!最初から最後までちゃんと全部読んだ人はきっと私のガチ勢だよ!「暇だったから」で読める量じゃないよね。
前編後編 両方書くのに空いた時間を使いながら何日かけたことか。笑

でも結局のところこれは自分自身の脳内の整理とか考え方を調整するために、自分のためにやってることだからね。
だから、まとめだけ読んでくれたらそれで充分です!

最初から最後までお読み頂いた方は本当にありがとうございました🍀

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