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TRPG「怪談白物語」のために用意した怪談と最終的な怪談

怪談白物語という怪談を改変して怖くない怪談にしようというTRPGがあるんですが、そのために用意したオリジナルの怪談と、その改変後の怪談メモ。めっちゃ面白かったです!
※自分用なので語尾とか揃ってなくて若干読みにくいかもしれないです。

「怪談白物語」ルルブはこちら https://booth.pm/ja/items/816008

元の怪談

この間深夜に会社で始末書書いてたら同僚が話してくれた話なんですけど
その人は出張で京都に行くために東京駅のバスターミナルに向かってた
で、夜行バスのバス乗り場にいく途中に案内図を見て立ち止まってるおばちゃんがいたんですね
まあその友達もバス乗り場の番号がわからなかったので一緒に見てたら、そのおばちゃんがバナナを差し出してきたんですね
で、「これあげるからバスに乗せておくれ」と言ったんですね
まあ乗り場の位置わからないのかなって思ったし、
友達も夜ご飯コンビニで買ったけどお腹空いてたのでバナナもらって、
バスのチケット売り場がどこか、詳しく教えてあげたみたいなんですね
でもそのおばちゃん、道教えてあげたのにその場から動かないというか
あんまりちゃんと聞こえていないみたいな感じで、その友達が手に持ってた
チケットに手を伸ばしてきたので、あ、ちょっと変な人なのかなと思ってそのまま足早に立ち去ったんですね
彼がさり際に気づいたらしいんですけど、その時にちょっと見えた足首が骨みたいに細くて、足首から下が真っ黒だったのでちょっとぞっとした
不気味だなぁと思いつつも夜行バスが来たので乗って
隣の席の気のいいおばちゃんがみかんをもらったり、コンビニで買った晩ご飯食べたりした後に、さっき貰ったバナナに気づいたんですね
ああ〜、さっきのおばちゃん不気味だったな〜って思ったけど、もったいないしバナナ食べたらね、おいしかったみたいなんですね、そのバナナ
よく見たら完熟王のシールなんか貼ってあってね

で、その後ちょっと眠って、次起きたら夜1時くらいで、
ちょうどサービスエリアにいくところだったので起きてトイレに行ったんですね
スッキリしてトイレから出たところにね、なんか人が立ってるなってなって
こんな深夜にどうしたのかなと思って近づいたらあの足が真っ黒なおばちゃんだったんですね
うわまじか〜って思ったが、まあ他のバスで来たんだろうと思ってスルーしようとしてバスに戻ろうとしたらうしろから声が聞こえてきた
「私もバスに乗せておくれ」
結構速歩きで歩いてるのになんか声が近づいてくる
これ振り返ったらやばいやつだと思ってもうめっちゃ走ってバスに戻って、早く出発してくれ〜と思ってたら、やっとバスが出発して
うわ〜怖かった〜ってなって、なんかそのおばちゃんが追いかけてくる気がして窓の外で走ってるおばちゃんがいないか確認したりして
まあそんなこんなでもう少し眠ろうと思ったんだけど全然眠れなくて
次のサービスエリアについたとき、そのときは明け方4時位だったんだけど
怖くて本当もう全然降りたくなかったんだけど
ちょっとずっと気を張っていたせいでもうすごいお腹痛くなっちゃって
それで本当にもう何も見ずに行こうと思ってずっと下むいてトイレ行って
ああ戻ってこれたと思ったら
バスに戻ったらそのバスの運転手さんが
「バスお間違えですよ」って言うから
「いやそんなことないすよ、だって荷物も置いてきたし」
って言って自分の席見たら
あのおばちゃんが自分の席に座ってて
もううわ〜ってなって怖くてバスから駆け下りて
そしたらそのバスそのままスーってドア閉めて行っちゃって、もう荷物も何も無いのに深夜のサービスエリアに取り残されて、いやどうしようってなって、
その日はサービスエリアでいろいろ助けてもらって連絡とって無事帰れたんだけど、
後日、会社のPCとかあったし、やばい荷物どうしようってなってバス会社に連絡したら
「その日は時間変更になってうちのバスは出ていないですね」って言われて、
あったはずの予約メールもなくなってて、
え?じゃあ自分が乗っていたバスはなんだったんだ?ってなったし
会社で始末書書かされるしで大変だったと言うお話でした

ちなみにその人、なぜか絶対に真っ黒な靴履いているんですよね
指摘したらそんなことないしって言ってたので自分では気づいてないみたいなんですけど
かわってますよね……

改変後の怪談

この間正午にファミレスで原稿書いてたらボム兵が話してくれた話なんですけど、
その人は旅行で秋葉原に行くためにヨッシーアイランドのクッパキャッスルに向かってたんですね
で、マリオカートの乗り場にいく途中にアイテムボックスを見て立ち止まってるヨッシーがいたんですね
まあボム兵もマリオカート乗り場の番号がわからなかったので一緒に見てたら、そのヨッシーがサンダーを差し出してきたんですね
で、「これあげるからマリオカートに乗せておくれ」と言ったんですね
まあ乗り場の位置わからないのかなって思ったし、
夜ご飯ウーバーイーツで配達してもらったけどお腹空いてたのでサンダーもらって、
マリオカートのラケット売り場がどこか、詳しく教えてあげたみたいなんですね
でもそのヨッシー、道教えてあげたのにその場から動かないというか
あんまりちゃんと聞こえていないみたいな感じで、そのボム兵が手に持ってた
ラケットに手を伸ばしてきたので、あ、ちょっと変なヨッシーなのかなと思ってそのまま足早に立ち去ったんですね

ボム兵が去り際に気づいたらしいんですけど、その時にちょっと見えたハンドバッグが骨みたいに細くて、ハンドバッグが花柄だったのでちょっと爆発したみたいです。
不気味だなぁと思いつつもマリオカートが来たので乗って、
隣の席の気のいいヨッシーが緑甲羅をくれたのでもらったり、ウーバーイーツで買った牛丼食べたりした後に、さっき貰ったサンダーに気づいたんですね
ああ〜、さっきのヨッシー不気味だったな〜って思ったけど、もったいないしサンダー食べたらね、おいしかったみたいなんですね、そのサンダー
よく見たらワリオのシールなんか貼ってあってね、いいサンダーだったみたいです。

で、その後ちょっと眠って、次起きたら1時くらいで、
ちょうどケーキ屋にいくところだったので起きてショーウィンドゥに行ったんですね
スッキリしてショーウィンドゥから出たところにね、なんか誰か立ってるなってなって
こんな正午にどうしたのかなと思って近づいたらあのカバンが花柄なヨッシーだったんですね
うわまじか〜って思ったが、まあ他のマリオカートで来たんだろうと思ってスルーしようとしてマリオカートに戻ろうとしたらうしろから声が聞こえてきました
「私もマリオカートに乗せておくれ」
目合わせないで、結構速歩きで歩いてるのになんか声が近づいてくるので怖くて
(これ振り返ったらやばいやつだ)と思ってもうめっちゃ走ってマリオカートに戻って、早くエンジンかかれ〜と思ってたら、やっとマリオカートのエンジンかかって
うわ〜怖かった〜ってなって、そのヨッシーが追いかけてくる気がして窓の外で走ってるヨッシーがいないか確認したりして
まあそんなこんなでもう少し眠ろうと思ったんだけど全然眠れなくて
次のケーキ屋についたとき、そのときは4時位だったんだけど
怖くて本当もう全然降りたくなかったんだけど
ちょっとずっと気を張っていたせいでもうすごいお腹すいて
それで本当にもう何も見ずに行こうと思ってずっと下むいてショーウィンドゥまで行って
ああ戻ってこれたと思ってマリオカートに戻ったら、そのマリオカートの運転手さんが「マリオカートお間違えですよ」って言うから、
「いやそんなことないすよ、だって子クッパも置いてきたし」
って言って自分の席見たら、あのヨッシーが自分の席に座ってて
もううわ〜ってなって怖くてマリオカートから駆け下りて
そしたらそのマリオカートそのままスーって走って行っちゃって、もう子クッパも何も無いのに正午のケーキ屋に取り残されて、いやどうしようってなって、
その日はそのケーキ屋でいろいろ助けてもらって連絡とって無事帰れたんだけど、
後日、ファミレスのPCとかあったし、やばい子クッパどうしようってなってマリオカートのファミレスに連絡したら
「その日は時間変更になってうちのマリオカートは出ていないですね」って言われて、
あったはずの予約鳩もなくなってて、
え?じゃあ自分が乗っていたマリオカートはなんだったんだ?ってなったし
ファミレスで原稿書かされるしで大変だったと言うお話でした

ちなみにそのボム兵、なぜか絶対に花柄の靴履いているんですよね
指摘したらそんなことないしって言ってたので、自分では気づいてないみたいなんですけど
変わってますよね……


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