【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう_薄桜鬼_狂咲鬼哭_62木

 女体が牡を求めて狂おしく蠢き、果てのない射精を繰り返す。体力的な限界が訪れることなく終わりが訪れよりも前に、千鶴は風間の背中に突き立てている爪をさらに深く突きさして抉り込み、風間も千鶴の掴んだ腰を掴んで、彼女の足をあり得ない方向に捻じ曲げ始めた。そこへ、千鶴は風間の尖り耳を食い破って血を啜り、陶酔と恍惚で蕩けた風間の金の瞳が妖しく揺れる。
「あぁ、風間さん。分かりますよねぇ。私たちは、こんなこともできるんですよぉ」
 千鶴のねっとりとした口調の矛先には、風間だけではなく自分も含まれていることを千姫は悟った。
「ほら、治りかけの皮膚に指をつっこむと、こんな風に癒着するんです。なんだか、妙な気持ちになりませんか。私は今、風間さんと一つになろうとしているんです」
 千鶴は嬉しそうに、背中の皮膚に潜り込んだ指を動かして見せる。まるで肌色の服の中に指を突っ込んで蠢かせる光景――それが体の一部だと自覚すると一気に血の気が引きそうになった。


つづく

#薄桜鬼
#18禁
#18歳以上
#風間ルート後
#二次創作
#風間 ×千鶴×千姫

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