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初めての【針生検】 (経過観察)

前回は、乳がん検診で要精密検査 → 病院Bでのエコー検査 までのお話でした。

https://note.com/sheeeeep888/n/n5dc8df21d3d0

今回は、その後の経過観察のお話。

■経過観察の受診

〈2020/2/18 @病院B〉

前回受診が2019/10/15で、経過観察は3〜6ヶ月後と言われたので、とりあえず一番近い2020年1月の予約を入れてたのですが。

たしか体調不良だったか、生理が珍しく遅れたんだか?(記憶曖昧)、とにかく都合が合わなくなって、予約を1ヶ月先延ばしにして。

で、まずは触診&エコー検査再び

先生「やっぱりしこりは触れないね。ただ、前回2mmくらいだった左下側の嚢胞みたいなものが3mmくらいに、ちょっと大きくなってるかなー?

とのこと。

【経過観察時の状況】
◇触診でしこりは分からない
◇エコーで前回の左側下の嚢胞(のようなもの)が2mm→3mmくらいに大きくなってる
◇左側下のは3つくらい連なってる

そして、ついに次のステップが提案されることに。

■精密検査 STEP2 -針生検-

先生「ちょっと大きくなってる気もするから、見た目だけじゃ分からないし、念のため針を刺して組織を調べる検査、してみる?
私「はい、お願いします!

見てるだけじゃよく分からないなら、さっさと、白黒ハッキリさせてスッキリしたい!という私の性格的なものもあって即答。

先生「針を刺す検査が2種類あって…細胞診と針生検って言って(略)、私はどうせやるなら針生検が良いと思うんだけど、どうする?」
と、提示してくれた検査は2種類

【細胞診】
普通の注射針みたいなもので、嚢胞部分の組織や分泌物を吸い取って顕微鏡で観察する。〈メリット〉
細い針だから採血くらいの感覚
〈デメリット〉
採取した細胞量が少ないと[検体不適正]といって判別できなかったり、[検体適正]の場合でも、[良性・鑑別困難・悪性の疑い・悪性]のざっくり分類の結果のみの為、[良性]でない限りは、確定のために針生検など更なる精密検査をする必要が出てくる。二度手間感
【針生検(CNB)】
組織診のひとつ。組織のかたまりを一定量取り出すため、細胞診よりもより確実な診断を得ることができる
直径2mm程の少し太い針を使用。乳房に局所麻酔をして実施する。外来で実施可能。
◇組織診には他に【マンモトーム生検(画像ガイド下吸引術)】【外科的生検】などがある。
〈メリット〉
◇細胞診よりも確実な診断を得られる
〈デメリット〉
◇検査当日は飲酒・運動・入浴不可などの制限事項あり(翌朝まで圧迫しておく)
1-2mmの傷跡が残る(最終的にはほとんど分からなくなるほど、とも)

詳しくは、コチラを参考にしてみて下さい。

■いざ!針生検

痛いことに極度に弱い私ですが、それ以上に
「おっぱいに針を刺す、なんて恐ろしい事を2度もやることになるのは嫌!!」
という気持ちと、
「どうせ針刺すならちゃんと分かる方!」
という合理主義的な考えによって、
ちょっと針が太いけどちゃんと結果が出る
【針生検】を選択

まずは上半身裸のまま、組織を取る左側の背中側にクッション的な物を入れてちょっと斜め向く感じに。

次に、左乳房の局所麻酔。注射で。
針生検の太い針が痛くない為にやるんだけど。

》》》痛いーーーーっ!!!《《《

はい、条件反射で涙出た
普通の人はこんなところで泣かないんだろうけど。私的には腕からの採血よりも何倍も痛かった(涙)

先生「ゴメンねー、ちょっと痛いよねー。丁寧にやるからねー。」みたいな感じで、優しくなだめながら進めてくれた。

段々と麻酔が効いてきて、触られてるのは分かるけど感覚がない、痺れたような感じに。

先生「バチンっ!て音がちょっと怖いけど、大丈夫だからね。3箇所くらいやります。」

先生はエコーを見ながら刺す位置を確認して、左脇の方から水平にブスッと…バチンっ!!!

》》》痛っ!!!《《《

麻酔してるけどフツーに痛いんですけど!!

バチンっ!て音は、バネ式の機械で組織を取る音らしいけど、例えるなら[巨大ホチキス]

痛いのももちろん、恐怖心を煽るバチンっ!って音とあいまってもう涙止まらない。
最後の頃にはちょっと身体震えてたわ。我ながら弱い。

先生は「ゴメンね、痛いよね。怖いよね。」って、チキンな私をひたすら肯定してくれてた。ありがたい。

予告通り3回「バチンっ!」を終えて終了。
看護師さんがものすごい力で圧迫。結構な時間圧迫されてた気がする…。

その後、
傷口には絆創膏みたいなもの
+ 上に圧迫する為の謎のかまぼこ型の硬いもの
+ 粘着テープでたすき掛けに固定

この粘着テープでの固定の圧がエグくて。
右の鎖骨下辺りから左胸下側を通って背中側まで貼られるんだけど、もうね、背筋が丸まって伸ばせない。
そのぐらいの強さで貼られてて。
その後1日中ずーっと猫背

診察&検査の終了後には、改めて検査後の注意用紙を貰いました。

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マーカーは私が後から付けたものですが、
検査内容によっては追加請求が発生する可能性があることを、説明されました。

■針生検後の辛かったコト

上にも書いたように、止血のためにテープでグルグルにされてずーっと猫背状態

何をするにも不便だし、昼過ぎ?には
麻酔も切れてジワジワとズキズキと痛みが

なので当日は仕事も休みだし、
その後ほぼベッドでゴロゴロしてました。
もちろん仕事とかできないほどの痛みではないんだけど。

さらに夕方頃には
テープの端が猛烈に痒い!!!

元々テープかぶれみたいなのになりやすい体質。それでも翌朝まで剥がすな、って言われたからひたすら耐える。
でも痒い!ってゆーか、もはや痛い!!

結局翌朝剥がす頃には、一番痒くて痛かった右の鎖骨下部分ほ、火傷みたいな水ぶくれになってました…(涙)

ちなみに現時点で、針生検から2ヶ月半経過していますが、傷跡が残りやすい体質の私は、未だにこんな痕が…(涙)

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■針生検の費用&時間

費用: 6280円 (保険診療3割負担)
時間: 診察&検査は30〜45分くらい?
病院滞在時間は約1時間

針生検になると、それなりに費用がかかってくるねー。

説明の紙にもあった通り、今回は基本的な病理検査の費用のみ。
下の診療明細の[T-M(組織断片)]てゆーのが「基本的な病理検査用の標本作りましたよ」って費用。

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検査結果は最短2週間後、ってことで、最短の2020/3/3に再診予約。

「大丈夫だったね!」って確信を持つための検査は大事!と常々思っている方なので、今回の針生検もそういうつもりでした。

約10日後に病院から電話がかかってくるまでは…(涙)


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