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初めての乳がん検診

前回は自己紹介&全体像だったので、今回からは時系列に乳がん確定診断までの具体的な経緯を綴っていきます。
まぁ、つまり、日記!

■過去に一度だけ乳腺科を受診してた話

そう、今回の一件があるまですっかり忘却の彼方だったんですが、過去に一度だけ乳腺科を受診したことがありました。

2014年7月頃。当時34歳。
気が向いたらたまにしていた胸のしこりチェックをやったら、あれ?なんかしこりっぽい…??
急に不安になって、即ネットで検索して乳腺専門クリニックXを受診。

医師「まだ30代だからマンモよりエコー検査の方が良い」
ということで、エコーのみ実施。

その結果、診断は【乳腺嚢胞】(にゅうせんのうほう)
乳腺に水分が溜まっているものであり、良性なので放置で良いと。できやすい体質の人もいるが原因は不明らしい。

その時は「あー良かった」と思うと同時に「じゃあ今後しこりがあってもまたこれかもしれないのか…めんどくさ」と思った記憶があります。笑

正直これが左右どっちだったかも覚えていなくて、今回のことと繋がっているのかどうかは、全く不明です。

■マンモグラフィへの恐怖心

その後30代も半ばを過ぎた頃、
話題はもっぱら健康(病気)関連が増えてくるワケで。

「私こないだマンモ受けたよ!めちゃくちゃ痛かった!気絶するかと思った…!」という話を聞いたりして、元々「マンモは痛いらしい」と知ってはいたけど、ますます深まる恐怖心。

しかし仕事で乳腺科クリニックの先生を取材した親友からも
「絶対そろそろマンモ受けといた方がいいよ!!!」と事あるごとに言われ続けていて。

ここ数年ずっと「そろそろ自費でもいいからマンモ受けた方がいいよね…」とは思いつつ「いやでもその後自覚症状ないし、受けるなら生理後とかなるべく痛くないタイミングじゃないと…」とか、色々理由をつけて後回しにしていました。

多分、大半の人がそんな感じかと思います。

が、今なら声を大にして言う。
30代半ば過ぎたらマンモグラフィ+エコー受けとけ!!!

■40歳から受けられる「乳がん検診」

そんなこんなで月日は流れ(ダメ人間)、あっという間に40歳に。

クリニックに勤務していたり、過去に子宮筋腫をやっていて、そっちは市の制度で2年に1回受けられる[子宮がん検診]を定期的に受診していたので
「あ、40歳になったら安く?タダで?乳がん検診受けられるんじゃなかったっけ?」
と思い立って、調べました。

具体的には[住んでる市区町村 がん検診]とかでググると出てくると思います。
(市区町村HPは大抵見にくいのでトップページからはいると迷子になりがち)

ちなみに私の住んでる市では、以下の条件・料金体系になっていました。

年度内に40歳以上の女性
2年に1回
マンモグラフィのみ 680円
マンモグラフィ+視触診 1370円

受診方法も市区町村によって違うので要確認ですが、私の場合はHP掲載の「乳がん検診やってる医療機関リスト」を見て直接電話等するシステムでした。

■意を決して乳がん検診を予約

ということで、思い立ったが吉日!で予約しようと思い、リストから場所・診療時間的に良さそうなクリニックをピックアップ。

電話をかける前に、生理の予定日なども考慮に入れて受診したい日程を大まかに決めて。
女性は生理のバイオリズムがあるからね。私は生理前は乳房が張るので絶対痛くて無理(涙)

後から聞いた話だけど、乳腺の検査は生理終わって数日後くらいが良いみたい。

まず1件目、電話をかけてみる。

私「あ、もしもし、市の乳がん検診を受けたいのですが…」
事務の人「今予約がいっぱいで、2ヶ月後くらいになっちゃいますね…」
私「えっ!じゃあ他当たります…」

せっかく意を決して受ける気になったのだから、なるべく早くやりたい。

2件め、クリニックAに電話をかけてみる。

私「あ、もしもし(以下略)」
事務の人「予約いらないので診療時間内に来て下さい」

お、ここは受けやすい!ここにしよう!
ってことで、クリニックAを受診することに決めました。

■クリニックAでの乳がん検診

2019年9月3日
14時頃にクリニック到着。
比較的空いてるであろう時間帯を狙ったのが大正解、待合室には1人しかいない。

受付にて早速、
私「市の乳がん検診を受診したいです」
受付の人「マンモグラフィのみと、マンモに加えて先生が触診を行うものと選べますが、先生の考えではマンモグラフィのみの検査で充分だということですが…いかがされますか?」

まぁ医者がマンモだけでいいって言うなら、それでいっか!安いし!(←)ってことで、マンモグラフィのみを選択。

初めてのクリニックなので、新患問診票+乳がん検診問診票を記入してしばし待つ。

「maimaiさーん!」と呼ばれると、50代くらい?の女性検査技師さんが案内してくれてマンモグラフィ検査室へ。

上半身裸になって、いざ!!!

技師「はーい、では縦と斜めと左右2回ずつ撮影しますね。まずここに立ってもらって、こっち向いて、手はココで…」
と細かく指示。まずは正面向きで上下に挟むらしい。

さらに、
技師「はい、じゃあ胸触りますね?こうね、脇の下のお肉までしっかり入れないといけないから…!」
と、寄せて上げてのブラ試着させてくれる人みたいな感じで(笑)、グイグイ台の上に胸のお肉を引っ張って乗せてから、上から軽く挟まれる。

技師「はい、じゃあ撮影しまーす!ちょっと痛いけど我慢してねー!」
胸、むぎゅううううう…(潰)

あれっ?
思ったほど痛くないじゃん!ほっぺつねられるくらい!余裕!!

技師「はい、じゃあ今度は斜めを撮りますね」
さっきと同じようにポジション変更&胸のお肉を引っ張り出される…イテテ。
斜めの方が、より脇のお肉を連れていかれる感じ。

技師「はい、じゃあ撮影しまーす!ちょっと痛いけど我慢してねー!」
胸、むぎゅううううう…(潰)

いだあ゛あ゛ぁあ゛あ゛あ゛い!!!!!

技師「痛いよねーごめんねー。これで99%見つかるって医者は言うけど、もうちょっと優しさが欲しいよねー?
となぐさめて(?)もらいながら、なんとか終了。

いやホント、この検査機器考えた人、絶対男だわ。まちがいない。

これを左右両方ね。
終わったらもう、疲労感でぐったりよ。

受付「本日はこれで終了です!検査結果は1ヶ月〜1ヶ月半くらいでご自宅に郵送されます

ってことで終了!

あ、結果が郵送かまたクリニックに行くのかはそれぞれ違うと思うので、必ず確認するようにして下さいね。

■所要時間とお会計

文章にするとめちゃくちゃ長くなりましたが。

所要時間 : 受付〜検査〜会計 全部で20分未満
費用 : 市の検診として 680円

早い!安い!痛い!(←)

もちろんこの時には、自分が乳がんの可能性があるなんて1ミリも思ってなかったのでした…。

というワケで、次回は結果編。

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